
- CONMEBOL Libertadores 2020コンメボル・リベルタドーレス 2020

目的は感染症対策と経費削減 CONMEBOLがリベルタドーレスで南米初の“リモートVAR”を実施
リベルタドーレスの一部試合でVARのリモート体制を導入・実施
▲ CONMEBOL本部内の施設で実施されたリベルタドーレスの“リモートVAR”
CONMEBOLがこのたび導入したのは VAR のリモート方式で、同協会の審判委員会を通して先月27日の公式戦で実施。パラグアイの首都アスンシオンで行われた「グアラニー×グレミオ」戦で、VAR担当審判らは同国のルケにあるCONMEBOL本部内の CETA (CONMEBOL審判技術トレーニングセンター)の一室に集合。全員がマスク着用の上、アクリル板を設置するなど万全の感染対策を講じた上で、スタジアム外からVARの業務を遂行した。
今回の取り組みについて、CETA のテクニカルマネージャーであるカルロス・アストローサ氏は、「これは南米サッカーのスタジアムでの正義を守るための重要なステップだ」と述べた。
このときのVARは、ウルグアイ人レフェリーのダニエル・フェドルスク氏が担当し、エスタディオ・デフェンソーレス・デル・チャコから信号や音声・画像を受信しての業務となった。
今回無事に成功したのを受けて、CONMEBOLはこの方法でのVAR体制を拡充したい考えだ。その理由として、VARに従事する人を現地まで派遣せずに済むことで COVID-19 (新型コロナウイルス感染症)の感染防止に役立つことと、派遣する人数を減らすことで交通費削減など経費を抑えられる点もメリットと評価している。
前述のアストローサ氏は、次の“リモートVAR”を12月3日にブラジルのポルト・アレグレで行われるリベルタドーレスの決勝トーナメント1回戦 2nd.Leg「グレミオ×グアラニー」戦にすると発表している。まだ試験的段階であるため、この体制の導入はまだ限定的だが、CETA と CONMEBOL は“リモートVAR”に一定の手応えを得ているようだ。
2020.12.01
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