
- CONMEBOL Libertadores 2021コンメボル・リベルタドーレス 2021

“即席守護神”が生まれた裏事情 「ボランチを務めるコンディションでなかったから」と指揮官は説明
リーベル・プレートのマルセーロ・ガジャルド監督がアルゼンチン代表MFエンソ・ペレスをキーパーに抜擢した理由
▲ 急遽キーパーを務めたアルゼンチン代表MFエンソ・ペレス(右)の元へ駆け寄り、笑顔で労うリーベル・プレートのマルセーロ・ガジャルド監督(左)
リーベルでは先週、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のクラスターで選手15人の感染が発覚し、さらに17日には新たに5人の陽性者が出た。この結果、アルゼンチン代表GKフランコ・アルマーニを筆頭にキーパー全員が欠場する羽目になり、19日のインデペンディエンテ・サンタフェ戦に出場可能な選手は11人となった。
ここでガジャルド監督は、ボランチを本職とするエンソ・ペレスをキーパーに抜擢。急遽リベルタドーレスでゴールマウスを守ることになった35歳は、重要なミッションをどうにかこなして、チームの勝利にも貢献した。
試合後、ガジャルド監督はこの日出場した11人全員をと称賛。そして、即席守護神を務めたエンソ・ペレスの起用にも言及した。
▲ 試合後にスタンドへ向けて右手を突き上げるアルゼンチン代表MFエンソ・ペレス(右)にガジャルド監督も呼応
エンソ・ペレスが90分間フル出場できうるポジションはキーパーしかなかったと強調したガジャルド監督は、「幸いなことにすべてがうまくいった」と満足げに振り返った。
現地メディアでも同選手の評価は高く、アルゼンチンのスポーツ有料チャンネル「TyC Sports」の記者ファン・コルテーセ氏は、試合後の採点でエンソ・ペレスとフリアン・アルバレスの2人に10点満点中10点と太鼓判。とりわけ前者については「今日行われたリベルタドーレスの試合で最大のシンボルだった」と絶賛した。
ただし、90分を通して振り返ると、守護神エンソ・ペレスにはところどころ“ぎこちなさ”も見られた。ゴールエリアの左端でボールが高く上がった場面では、味方が相手の進路をブロックしていたため落ち着いてキャッチできる状況にあったが、即席守護神はキャッチでなく両手でゴールラインの外へボールを弾き出す一幕も。これには中継の解説者から思わず失笑の声が漏れるなど、即席ゆえの粗(あら)もなかったわけではない。
◆ エンソ・ペレス
- 本名:
- エンソ・ニコラス・ペレス・セギ
- 生年月日:
- 1986年2月22日生まれ(35歳)
- 出身:
- アルゼンチン(メンドーサ)
- 身長:
- 178cm
- ポジション:
- ボランチ
2003年に地元の名門ゴドイ・クルスでデビューすると、自身の初ゴールがクラブの1部昇格後における初ゴールにもなり、一躍クラブの歴史に名を刻むことに。2007年からはエストゥディアンテスで長く活躍し、2011年にはベンフィカ(ポルトガル)に渡った。2015年からの2年半はバレンシア(スペイン)で過ごし、2017年に母国復帰を決断。ガジャルド監督の下、リーベル・プレートで長く安定した活躍をみせている。アルゼンチン代表で、2014年ワールドカップ・ブラジル大会では準優勝に貢献した。
2021.05.19
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