- Campeonato Brasileiro Serie A 2021ブラジル全国選手権 1部 2021
ジエゴ・アウベスとロベール・ピリス・ダ・モッタに外国からラブコール 前者にはユーヴェが興味
国外からのオファーが続々と届いているフラメンゴの台所事情
▲ イタリアのユヴェントスの獲得リストに名前があるとされているジエゴ・アウベス (写真提供:Gazeta Press)
ジエゴ・アウベスは2020年の年末に、フラメンゴとの契約を更新。選手は2年の契約延長を希望していたが、クラブは少額の年俸アップと1年の契約延長しか提示しなかった。ジエゴ・アウベスは最終的に前述の条件を受け入れたが、国外からの魅力的なオファーがあった場合は違約金なしで移籍可能なオプションを付けている。
そんなジエゴ・アウベスは、ユヴェントスが獲得リストに同選手の名前を載せていると現地イタリアのメディアが報道。この情報についてはユーヴェもフラメンゴも認めていないが、今後の進展があるかも含め注目されるところである。ちなみに、経験豊富でキャプテンシーもある同選手には引き続きフラメンゴにいてほしいと、ホジェーリオ・セニ監督は願っているという。
次にオファーを受けているとされるのが、ロベール・ピリス・ダ・モッタ。ルビオ・ニュー出身でオリンピアやサン・ロレンソ(アルゼンチン)を経て、2018年からフラメンゴに在籍しているボランチは、2020年に1年間のレンタルでゲンチレルビルリイSK(トルコ)に移籍したのち、移籍先から完全移籍のオプションが行使されなかったため、現在はフラメンゴに戻っている。コパ・アメリカに出場するパラグアイ代表に招集されたため、今年はまだフラメンゴでの出場がない。そんな同選手に日本から横浜FCがラブコールを送った背景には、トルコでの活躍があったためと現地ブラジルでは報じられている。
2019年には州選手権、ブラジレイロン、そしてリベルタドーレスの三冠を達成するなど、近年は安定した強さをみせつけているフラメンゴには、代表クラスの選手が数多く在籍している。前述の二人以外の元にも、国外のクラブチームからオファーが届いているとかいないとか。
◆ ジエゴ・アウベス
- 本名:
- ジエゴ・アウベス・カヘイラ
- 生年月日:
- 1985年6月24日生まれ(35歳)
- 出身:
- ブラジル(リオ・デ・ジャネイロ州リオ・デ・ジャネイロ)
- 身長:
- 188cm
- ポジション:
- ゴールキーパー
2005年にアトレチコ・ミネイロの下部組織から昇格。2007年にアルメリア(スペイン)へ移籍すると、2011年からは長年バレンシア(スペイン)で活躍した。2017年からはフラメンゴで活躍中。
◆ ロベール・ピリス・ダ・モッタ
- 本名:
- ロベール・アイルトン・ピリス・ダ・モッタ・メンドーサ
- 生年月日:
- 1994年7月26日生まれ(26歳)
- 出身:
- パラグアイ(シウダー・デル・エステ)
- 身長:
- 178cm
- ポジション:
- ミッドフィルダー
2010年に16歳でルビオ・ニューの下部組織からトップチームに昇格すると、2012年にはレギュラーを獲得。2015年にはレンタル移籍で所属した国内の強豪オリンピアでも活躍した。2016年にサン・ロレンソ(アルゼンチン)へ渡ると、2018年にはフラメンゴ(ブラジル)へ移籍。2020年にはゲンチレルビルリイSK(トルコ)にレンタル移籍していた。パラグアイ代表。
2021.06.15
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