Liga MX 2021 Aperturaメキシコ1部リーグ 2021 前期

8月20〜22日に行われたリーガMX（メキシコ1部リーグ）2021 前期の第6節。マサトランで行われた「マサトラン × ティグレスUANL」は、元U-20ウルグアイ代表FWニコラス・ロペスの2ゴールなどでティグレスUANLが快勝した。

マサトランは18分にブラジル出身のカミーロ・サンベッゾが左からのクロスに右足ボレーで合わせたが、低く抑えたシュートはファーサイドのポストをかすめて枠を逸れた。すると19分に、リチャール・リオスが右足でファン・ビゴンの右足首を踏みつけてしまう。VARチェックの結果、リオスにはレッドカードが出されて、マサトランは早い時間帯に一人少なくなった。

前半のアディショナルタイムにパラグアイ代表FWカルロス・ゴンサーレスのヘディングシュートで絶好機を演出したティグレスは、後半の立ち上がりに先制。48分、右サイドからフロリアン・トヴァンがクロスを上げると、カルロス・ゴンサーレスが頭で合わせてゴールに押し込んだ。

先制したティグレスは53分、ネストル・ビドリオからボールを奪い取ったハビエル・アキーノがペナルティエリアに入ってすぐ前進をやめると、フリーでペナルティエリアに上がっていたニコラス・ロペスの足元にパス。ニコラス・ロペスはトラップしたボールを冷静に左足でゴールに蹴り込み、リードを2点に広げた。

劣勢のマサトランは、77分に相手の足首をスパイクの裏で削ったカミーロ・サンベッゾが退場になり、万事休す。ティグレスは78分にセットプレイのこぼれ球をヘスス・ドゥエーニャスが右足でシュートを及ぶと、ボールはペナルティエリアでブライアン・コルーラの右腕を直撃。コルーラのハンドで得たPKを、ニコラス・ロペスが冷静に決めて勝利を決定づけた。

敗れたマサトランは暫定10位に後退した一方、勝ったティグレスは連勝で3位に浮上した。

リーガ BBVA Bancomer MX （メキシコ1部リーグ） 2021 前期　第6節　（2021/08/20）
マサトラン	0-3	ティグレスUANL
ニコラス・ビコニス	GK	ナウエル・グスマン
ホルヘ・パディージャ ネストル・ビドリオ カルロス・バルガス （ニコラス・ディアス）	DF	ウーゴ・アジャラ ディエゴ・レイェス カルロス・サルセード （フランシスコ・ベネーガス）
ゴンサーロ・フレイタス （エミーリオ・サンチェス） サルバドール・ロドリゲス （イーゴル・ノゲイラ） リチャール・リオス ブライアン・コルーラ ロベルト・メラス	MF	ハファエウ・カリオカ （ダビ・アヤラ） ルイス・ロドリゲス （ヘスス・ドゥエーニャス） レオナルド・フェルナンデス （ルイス・キニョーネス） ファン・ビゴン （フロリアン・トヴァン） ハビエル・アキーノ
カミーロ・サンベッゾ ジオバンニ・アウグスト	FW	ニコラス・ロペス カルロス・ゴンサーレス
	ゴール	48　カルロス・ゴンサーレス 53　ニコラス・ロペス 80　ニコラス・ロペス　（PK）
ブライアン・コルーラ	イエロー カード	ヘスス・ドゥエーニャス
リチャール・リオス カミーロ・サンベッゾ	レッド カード
ベニャ・サ・ホセ	監督	ミゲル・エレーラ
主審：　エドゥアルド・ガルバン・バスルト 会場：　エスタディオ・デ・マサトラン　（マサトラン）