
- Torneo de la Liga Profesional de Fútbol de AFA 2021トルネオ・デ・ラ・リーガ・プロフェシオナル 2021

当事者間では口頭で合意 ガーゴ氏が要求した補強候補にエドウィン・カルドーナらの名も
元アルゼンチン代表MFフェルナンド・ガーゴ氏がラシン・クルブの監督に就任すると現地報道
▲ 9月までアルドシービの監督を務めていた元アルゼンチン代表MFフェルナンド・ガーゴ氏(写真提供:TyC Sports)
2020年11月にベレス・サルスフィエールで現役を退いたガーゴ氏は、2ヵ月後の2021年1月にアルドシービの監督に就任。しかし成績は振るわず、26試合を7勝3分16敗(30得点、45失点)で、9月に喫した6連敗が解任の決め手になった。
ラシンは当初、次期監督にギジェルモ・バロシュケロット氏などの名前も挙げていたというが、急転直下ガーゴ氏に監督就任を打診したとのこと。
口頭での合意に際し、ガーゴ氏からは直近で3〜4人ほど補強することを条件にした模様で、その候補者には現在ボカに所属するコロンビア代表MFエドウィン・カルドーナも挙がっていると、現地のジャーナリスト、エルナン・カスティージョ氏は伝えている。ただ、ティフアナ(メキシコ)から年末までの期限付きでボカに来ているカルドーナを完全移籍で獲得するための移籍金は500万ドル(日本円で約5億7千万円)と推定されており、現在のアルゼンチンサッカー界ではこの額を払えるクラブはまずない。ゆえに、ラシンがカルドーナを加入させられる可能性は、レンタル(期限付き移籍)しかないとみられる。
ガーゴ氏は他にもセンターフォワードの補強も要求していて、クラブから同氏の新監督就任発表があり次第、ラシンは補強策に追われることになる。
なお、ガーゴ氏がラシンの指揮官に就任した暁には、41歳の元アルゼンチン代表MFフェデリコ・インスーア氏をアシスタントコーチに就けるとのこと。
◆ フェルナンド・ガーゴ
- 本名:
- フェルナンド・ルベン・ガーゴ
- 生年月日:
- 1986年4月10日生まれ()
- 出身:
- アルゼンチン(シウダデーラ)
- 身長:
- 178cm
- ポジション:
- ボランチ (現役時代)
1991年に6歳でボカ・ジュニオルスの下部組織に入団すると、2004年に18歳でトップチームに昇格して活躍。2007年にはレアル・マドリー(スペイン)に渡って活躍し、2011年にはレンタル移籍でローマ(イタリア)に渡る。2012年には完全移籍でバレンシア(スペイン)に移籍したが、マウリシオ・ペジェグリーノ監督の退任を機に出場機会が減ると、古巣ボカへの復帰を願い出ることに。2013年にボカでなくベレスへ期限付き移籍をすると、同年には古巣ボカへ完全移籍した。ただ、突出した才能がありながらも度重なる負傷で戦線離脱の機会も多く、2019年にはボカと話し合いの上で退団。数カ月の休養を経て、同年には当時ガブリエル・エインセ監督が率いていたベレスに完全移籍で復帰した。2020年11月にベレス・サルスフィエールで現役を退き、2021年1月にアルドシービの監督に就任。しかし成績不振を理由に9月下旬に解任された。同年10月にラシン・クルブの指揮官になると、2022年にはアルゼンチンのチャンピオンズトロフィーとスーペルコパ・インテルナシオナルのタイトルを獲得。だが2023年のリベルタドーレスでは準々決勝でボカに惜敗すると、国内リーグでのクラシコでインデペンディエンテに 0-2 で惜敗したことが監督辞任の決定打になった。2024年にはチーバス・グアダラハラ(メキシコ)で指揮を執ると、同年10月からは古巣ボカの監督に就任。元アルゼンチン代表。
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2021.10.19
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