Torneo Grita México Clausura 2022メキシコ1部リーグ 2022 後期

1月20〜23日に行われたリーガMX（メキシコ1部リーグ）の後期第3節。首都シウダー・デ・メヒコで行われた「プーマスUNAM×ティグレスUANL」は、終了間際に逆転したティグレスUANLが敵地で勝ち点3を獲得した。

晴れ渡る青空の下で始まった試合は、ティグレスUANLが開始早々に二度攻め込むと、対するプーマスUNAMは11分にジオゴ・ジ・オリベイラがペナルティエリアで右足を振り抜き応戦。ティグレスは26分にウルグアイ代表FWニコラス・ロペスがペナルティエリアで二人をフェイントで振り切り、得意の左足でシュートを打ったが、ニアサイドのポスト付近を狙って蹴ったボールはサイドネットを揺らすに留まった。

先制したのはホームのプーマスUNAM。31分、ファビオ・アルバレスの縦パスに反応したヘローニモ・ロドリゲスがファーストタッチでペナルティエリアに入ると、キーパーの脇をすり抜けるシュートを左足で決めた。

プーマスにはその後も決定機が何度かあったが、アルゼンチン代表GKナウエル・グスマンのファインセーブがあった他、38分のコーナーキックではアルトゥーロ・オルティスのヘディングシュートがポストを直撃する不運もあり、追加点は奪えなかった。

後半も優勢にあったのはプーマスだったが、チャンスをものにできず。一方、最少失点でしのいだティグレスUANLは79分、右からのアーリークロスにフランス代表FWアンドレ＝ピエール・ジニャックがヘディングで合わせると、ファーサイドのポストに当たって跳ね返ったボールをニコラス・ロペスが左足ボレーでゴールネットに突き刺した。

追いついたティグレスは、後半のアディショナルタイムに追加点を奪取。92分、左からの折り返しに合わせたジニャックが、シュートを打った直後にアフターチャージに来た選手に足を削られて転倒。このファウルで与えられたPKを、ジニャックが決めて勝利をたぐり寄せた。

勝てば開幕3連勝で首位に立てたプーマスUNAMは、3位に後退。一方、ティグレスは3戦目で今季初勝利を収めて下位から抜け出した。

リーガ BBVA Bancomer MX （メキシコ1部リーグ） 2022 後期　第3節　（2022/01/23）
プーマスUNAM	1-2	ティグレスUANL
アルフレード・タラベーラ	GK	ナウエル・グスマン
ホセ・ガリンド アルトゥーロ・オルティス ニコラス・フレイレ ヘローニモ・ロドリゲス	DF	ディエゴ・レイェス ギド・ピサーロ ヘスス・アングーロ
イーゴル・メリタン レオネル・ロペス （ファン・ミゲル） ファビオ・アルバレス セバスティアン・サウセード （クリスティアン・バトッチョ）	MF	ハファエウ・カリオカ セバスティアン・コルドバ （ファン・ビゴン） フロリアン・トヴァン （カルロス・ゴンサーレス） ルイス・ロドリゲス （ルイス・キニョーネス） ハビエル・アキーノ
ホジェーリオ （ファン・ディネーノ） ジオゴ・ジ・オリベイラ （オマール・イスラス）	FW	アンドレ＝ピエール・ジニャック ニコラス・ロペス （ライムンド・フルヘンシオ）
ヘローニモ・ロドリゲス　31	ゴール	79　ニコラス・ロペス 90+6　アンドレ＝ピエール・ジニャック（PK）
ホセ・ガリンド	イエロー カード	ディエゴ・レイェス ギド・ピサーロ
アンドレス・リリーニ	監督	ミゲル・エレーラ
主審：　オスカル・メヒーア 会場：　エスタディオ・オリンピコ　（シウダー・デ・メヒコ）