CONMEBOL Libertadores 2022コンメボル・リベルタドーレス 2022

5月24〜26日に行われたコンメボル・リベルタドーレスのグループリーグ第6節。ブラジルのサンパウロで行われた「コリンチャンス×オールウェイズ・レディ」は、互いに勝ち越せず同点でタイムアップを迎えた。

負けなければ決勝トーナメント進出を果たせるコリンチャンスは、キックオフ直後に絶好のチャンスを迎えた。1分、左からのクロスをジウがヘディングで折り返したが、キーパー不在のガラ空きのゴールに押し込むだけだったグスターボ・マントゥアンのボレーシュートは、体勢が崩れた影響か真上に浮かせてしまった。

対するオールウェイズ・レディは3分にグスターボ・トーレスが右からのクロスに右足ボレーで合わせ、枠を捉えたボールはキーパーのファインセーブに遭ったが、こちらも決定機を演出した。

先制したのはコリンチャンス。18分、左サイドのスローインをジュニオール・モライスがキープしてジュリアーノに預けると、ジュリアーノはペナルティエリアへスルーパス。最終ラインの裏へ抜け出したアジソンが、左足で軽くボールを浮かせてゴールへ流し込んだ。

コリンチャンスはその後もボールを支配して攻め込んだが、35分にジュニオール・モライスがゴールを決めた場面は直前にグスターボ・モスキートのファウルがあったとしてノーゴールとなった。すると判定に救われたオールウェイズ・レディは、43分に相手のミスに乗じて同点ゴールを奪った。自陣でホビソン・バンブーがボールをキープしきれずグスターボ・トーレスに奪われると、グスターボ・トーレスはエクアドル人のジョナタン・ボルハにパス。ペナルティエリアでボールを持ったボルハは、シュートコースを作って左足を振り抜き、ゴールに流し込んだ。

後半、コリンチャンスは54分にヘナット・アウグスト、ウィリアン、ジョと元ブラジル代表選手を一気に投入。するとウィリアンは58分に左サイドからポスト直撃のミドルシュートを打つなど、見せ場を作った。元名古屋グランパスのジョは64分にウィリアンからのクロスをヘディングで狙ったが、こちらはジャストミートせずファーサイドへ流れてしまった。

コリンチャンスは勝ち点1を得たことで2位通過が決定。コリンチャンスの決勝トーナメント進出は、2018年以来5年ぶりとなる。オールウェイズ・レディは敗退となった。

コンメボル・リベルタドーレス 2022 グループリーグ 第6節　（2022/05/26）
コリンチャンス （ブラジル）	1-1	オールウェイズ・レディ （ボリビア）
イバン	GK	ルーカス・ガラルサ
グスターボ・マントゥアン ホビソン・バンブー ジウ ルーカス・ピトン	DF	デニルソン・バルダ アドリアン・マルティネス  アレックス・ランバル  エンリケ・タボルガ
マイコン ホニ （ヘナット・アウグスト） アジソン ジュリアーノ （ホージェル・ゲージス）	MF	エルキン・ブランコ  エドウィン・リベーラ （ホスエ・ママーニ） ジョナタン・ボルハ  クリスティアン・アラーベ （ウェンセスラオ・エスピノーサ） グスターボ・トーレス  （パブロ・バーカ）
グスターボ・モスキート （ウィリアン） ジュニオール・モライス （ジョ） （ドゥ・ケイロス）	FW	ロドリーゴ・ラマージョ
アジソン　18	ゴール	43　ジョナタン・ボルハ
グスターボ・マントゥアン	イエロー カード	アレックス・ランバル  エルキン・ブランコ  ロドリーゴ・ラマージョ
ビットル・ペレイラ	監督	エドゥアルド・ビジェーガス
主審：　ホセ・アルゴーテ　（ベネズエラ ） 会場：　ネオ・キミカ・アレーナ　（サンパウロ ）