- Liga Profesional de Fútbol de AFA 2023リーガ・プロフェシオナル 2023
試合中にエル・モヌメンタルのスタンドからリーベルプラテンセが転落死 検察は事故と自殺の両面で捜査
リーガ・プロフェシオナル 2023 第19節 リーベル・プレート 0-0 (試合中止) デフェンサ・イ・フスティシア
▲ エル・モヌメンタルのスタンドの一角には、死亡した観客の遺体を遮る囲いが設置された(写真提供:TyC Sports)
試合中に生じた最初の異変は、前半14分。主審のフェルナンド・ラパリーニ氏がリーガ・プロフェシオナル(アルゼンチンのトップリーグ)のスタッフと直接言葉を交わした直後に中断を決めたときだった。ざわつくスタンドの一角で近くにいた観客が救急車を呼び、その周辺からは「試合をやめろ!」という合唱が起こった。医師を呼ぶサポーターもいた。
異様な空気が包む中で、主審は試合の再開を決めたが、数分後に再び中断。テレビ中継ではリーガ当局と主審が話し込む様子も映し出され、その様子は全国に放送された。ピッチに戻ってきた主審は両チームのキャプテンを呼び出し、少し話した直後に試合中止を発表。しかしその後も一時的に一部の選手がボールを蹴って試合を続けようとしたこともあって、混乱が生じた。
騒動の現場となったスタンドの一角には、まもなく警備員による非常線が張られ、最初に到着した医師が男性一人の死亡を確認すると、やがてエンジ色の囲いが設けられた。死亡したのは53歳のリーベルプラテンセ(リーベル・プレートのサポーター)パブロ・セラーノさんで、スタンド上段から約15m下へ転落したという。死因は脳挫傷で、即死だった。犠牲者の娘は、別のスタンドでこの試合を観戦していたとも報じられた。
◇ ◇ 食い違うリーベルと検察の見解 ◇ ◇
▲ 前半25分に中止と延期が決まり、ピッチに出てスタンドへ挨拶するリーベル・プレートの選手たち(写真提供:TyC Sports)
しかし検察側は、別の理由で自殺した可能性を排除しておらず、捜査・検証を深めるとしている。
2023.06.03
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