元オランダ代表MFクラレンス・セードルフがハットトリック
リオ・デ・ジャネイロ州選手権 前期グアナバーラ杯 第5節 マカエー 1-3 ボタフォゴ

▲ 前半9分に先制ゴールを決めたクラレンス・セードルフ(10番)
開始から積極的に攻めたマカエーは前半5分に先制。右からのアーリークロスをジョニスが頭で合わせた。しかし、マカエーのリードしていた時間は5分にも満たなかった。9分、左サイドを上がったロデイロがペナルティエリアに入ったところでゴール前にパスを出した。これにボレーで合わせたブルーノ・メンデスのシュートは相手選手の下半身に当たったが、そのこぼれ球をクラレンス・セードルフが押し込み、ボタフォゴが同点に追いついた。

▲ PKを含む3ゴールを決めてハットトリックを達成したクラレンス・セードルフ
ボタフォゴは88分にもセードルフがPKを決めて、勝利を収めた。
セードルフはこの試合で、2つのPKを含めハットトリックを達成。アヤックス・アカデミーが生んだ“最高傑作”とまで評される元オランダ代表MFが、チームを強くしている。
一方敗れたマカエーは、判定が公平でないと主審に詰め寄る場面が多く見られた。事実、13分にペナルティエリアでアンデルソン・マンガがGKジェフェルソンの脚にかかって倒されたシーンがあったが、ここではノーホイッスルだった。これに対して後半に生まれた似たようなシーンでボタフォゴに2度のPKを与えたのだから、マカエー側が憤慨するのは致し方ない。
リオ・デ・ジャネイロ州選手権 前期グアナバーラ杯 第5節 (2013/02/03) | ||
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マカエー | 1-3 | ボタフォゴ |
ルイス・エンリーキ | GK | ジェフェルソン |
ダニエウ ジエゴ ドウグラス・アシス ホドリーゴ・フェルナンデス |
DF |
ルーカス (ジャジソン) ボリーバ アントニオ・カルロス マルシオ・アゼベード |
ジェデイウ レノン ノルトン ミシェウ |
MF |
マルセーロ・マットス (エンリーキ) フェリッピ・ガブリエウ クラレンス・セードルフ ニコラス・ロデイロ (シジーニョ) ビチーニョ |
ヒカルジーニョ・アンデルソン・マンガ (バギネル・エウジェーニオ) ジョニス (アンデルソン・コスタ) |
FW | ブルーノ・メンデス |
ジョニス 05 | ゴール |
09 クラレンス・セードルフ 78 クラレンス・セードルフ (PK) 88 クラレンス・セードルフ (PK) |
レノン ドウグラス・アシス ルイス・エンリーキ ジェデイウ |
イエロー カード |
ルーカス シジーニョ ボリーバ |
ジエゴ | レッド カード |
|
トニーニョ・アンドラージ | 監督 | オズワウド・ジ・オリベイラ |
主審: ジョアン・バチスタ・ジ・アフーダ 会場: エスタジオ・モアシルゾン (マカエー) |
2013.02.03
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