チアゴ・ネービス「副鼻腔炎は治った」
リオ・デ・ジャネイロ州選手権

▲ 愛妻と笑顔で2ショット写真に収まるチアゴ・ネービス(左)
同選手が所属するフルミネンセは、先の土曜日に行われたバスコ・ダ・ガマとのクラシコを 1-1 で引き分けた。負け試合ともいえる内容だったが、この試合にチアゴ・ネービスの名前はなかった。副鼻腔炎のため大事を取って休養に充てたのだそうだ。
療養中のチアゴ・ネービスがリオのカーニバルを堪能している件について、一部でそれを批判する声が挙がっているというが、これについてフルミネンセのアベウ・ブラーガ監督は次のように反論している。
「ブラジル人にとってカーニバルを否定されることは、国の文化を否定されることだ。誰もがカーニバルを楽しむ権利を持っているし、副鼻腔炎だからってチアゴ・ネービスがカーニバルに参加してはいけないなんてルールはない。彼は体調管理をしっかりしていて、水曜日のリベルタドーレスには出られそうだと聞いているから、私は何も心配していない」
チアゴ・ネービス本人もこの件についてコメントを残した。
「昨日(土曜日)は体調を崩してしまったけど、今日はだいぶ良くなっている。副鼻腔炎は治ったと思っている。大きな病気じゃないから大丈夫だよ」
カラカスFCと対戦するフルミネンセは11日の飛行機でベネズエラへ移動する予定になっているため、フルミネンセの選手がリオのカーニバルを楽しめるのは9日の夜と10日だけ。
病気の回復に努めつつも忙しい合間を縫って、チアゴ・ネービスは夫婦で祭典を楽しんだのであった。
2013.02.11
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