- Campeonato Brasileiro Serie Aブラジル全国選手権 1部
チッチは今年いっぱいで退陣 2014年の新監督はマノ・メネーゼス氏
コリンチャンスの監督人事
▲ 2010年から様々なタイトルをもたらしたチッチ監督は、2013年いっぱいでコリンチャンスを退陣する見込み
今年コリンチャンスが獲ったタイトルは、サンパウロ州選手権とレコパ・スダメリカーナだけ。リベルタドーレスではボカとの戦いに敗れ、コパ・ド・ブラジウ、ブラジレイロンともに優勝を逃している。だが同監督がコリンチャンスを離れる理由は成績不振ではなく、同監督が“次の職場”を決めたことが最大の原因のようだ。
▲ ネイマールに戦術の話をするマノ・メネーゼス氏 (ブラジル代表監督時代)
残り4試合の結果如何では、リベルタドーレス出場権の4位に食い込む可能性も残されているコリンチャンスだが、シーズンを終える前に監督人事の報道が湧いて出たことをチッチ監督は快く思っていないという。
チッチ監督は2004〜2005年にもコリンチャンスの監督を務めていて、この当時はまだ10代だったジョ(現アトレチコ・ミネイロ)を育成。そして2010年から現在に至るまでには2011年のブラジレイロン優勝を始め、2012年のリベルタドーレスとFIFAクラブワールドカップの二冠、そして今年のサンパウロ州選手権とレコパ・スダメリカーナの計5冠を達成した。
▲ ダビ・ルイスにボールを使ってレクチャーするマノ・メネーゼス氏 (ブラジル代表監督時代)
2014年1月からコリンチャンスの監督に就任する見込みのマノ・メネーゼス氏は、1962年生まれの51歳。2010年にドゥンガの後任としてブラジル代表監督に就任し、2012年11月までセレソンを率いていた。だが同氏は、ブラジル代表監督に就任する直前までの約2年半コリンチャンスの監督を務めていて、2008年には降格したセリエB(2部)で優勝に導き1年での1部昇格を実現させると、翌2009年にはサンパウロ州選手権とコパ・ド・ブラジウの2冠を達成。
▲ 2014年から再びコリンチャンスの監督に就任することになったマノ・メネーゼス氏 (写真はブラジル代表監督時代)
マノ・メネーゼス氏の監督就任が濃厚との報道をマイナスと捉えているコリンチャーノは少数派で、新監督の手腕によって来年のコリンチャンスがどれだけ強くなるかを期待する声が大勢を占めている。
2013.11.15
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