代表入りを目指すフレッジが戦列復帰後初のゴールで勝利に貢献
リオ・デ・ジャネイロ州選手権 グアナバーラ杯 第9節 マカエー 0-1 フルミネンセ

▲ 30分に決勝の先制点を決めたフレッジ。故障からの戦列復帰後初の得点で、半年ぶりのゴールとなった
かつてマカエーで活躍していたセルジーニョ氏が18日にヘリコプター事故で急逝したことを弔い、キックオフの直前には両チームの選手がセンターサークルを囲って1分間の黙祷を行った。
試合は互角の攻防が繰り広げられた。フルミネンセは13分にフレッジのヒールパスで最終ラインの裏に飛び出したジェアンがシュートを打つと、マカエーは24分にビッグチャンスを演出した。コーナーキックに右足で合わせたフィリッピ・マシャードのシュートは枠を捉えていたが、GKジエゴ・カバリエーリが右手でボールを弾くとゴールポストに当たって跳ね返ったボールをゴールライン上でジェアンがクリア。マカエーは決定的なシーンでゴールを生み出せなかった。
すると、ピンチの後にはチャンスあり。フルミネンセは30分にセットプレイからゴールを創造した。ダリオ・コンカがフリーキックでペナルティエリアの右側へ送ったボールをグンがヘディングで折り返すと、GKフェルナンドの頭上を越えて弧を描いたボールをフレッジが頭で無人のゴールに押し込んだ。ケガからの復帰後初ゴールを決めたフレッジはピッチサイドへと駆け出し、同選手の元にはフィールドプレイヤー全員が駆け寄ってエースストライカーの半年ぶりとなるゴールを明るく祝福した。
後半、マカエーはフリーキックなどで相手ゴールに迫ったが、GKジエゴ・カバリエーリの好守によって最後までゴールを奪えなかった。一方フルミネンセは69分にフレッジが角度のないところからゴールを狙ったが、シュートはクロスバーに当たってファーサイドに流れてしまった。
リオ・デ・ジャネイロ州選手権 2014 グアナバーラ杯 第9節 (2014/02/19) | ||
---|---|---|
マカエー | 0-1 | フルミネンセ |
フェルナンド | GK | ジエゴ・カバリエーリ |
ダニエウ クレーベル・カリオカ フィリッピ・マシャード レアンドロ・カルドーソ |
DF |
ブルーノ グン エリベウトン カルリーニョス (シキーニョ) |
ジェデイウ (ジョアン・カルロス) ジゴン マルキーニョ (ブルーノ・アウベス) エルナーニ レオジーニョ (ジェアン) |
MF |
エドウィン・バレンシア ジギーニョ ジェアン ダリオ・コンカ |
ワウジール | FW |
ハファエウ・ソービス (ワウテル・エンリーキ) フレッジ (ワギネル) |
ゴール | 30 フレッジ | |
レアンドロ・カルドーソ | イエロー カード |
エリベウトン エドウィン・バレンシア |
ジョズエ・テイシェイラ | 監督 | ヘナット・ガウーショ |
主審: ワギネル・ドス・サントス・ホーザ 会場: エスタジオ・ド・モアシルゾン (マカエー) |
2014.02.19
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 開幕から3戦未勝利だったフラメンゴ 後半のゴールラッシュで5ゴール大勝→今季初勝利カンピオナート・カリオカ 2025
- 若手主体で今季初戦に臨んだ南米王者 数的有利も生かしきれず昇格組相手にまさかの黒星発進カンピオナート・カリオカ 2025
- ブラジル代表FWペドロの全得点に絡む活躍で快勝したフラメンゴ 3年ぶりの優勝はほぼ決まったかカンピオナート・カリオカ 2024
- ペドロらのゴールでフラメンゴが先勝 フルミネンセはカウンターを止めようとして退場者を出すカンピオナート・カリオカ 2024
- リオ伝統のクラシコ Fla-Flu はフラメンゴに軍配 ブラジル代表FWペドロは1ゴール1アシストの活躍カンピオナート・カリオカ 2024
- 木の棒、花火、手作り爆弾… 州選手権のクラシコ当日に暴徒化したバスカイーノが50人逮捕されるカンピオナート・カリオカ 2024