開始前にイエローカードが出される珍事発生 試合はボタフォゴが快勝
リオ・デ・ジャネイロ州選手権 グアナバーラ杯 第10節 フルミネンセ 0-3 ボタフォゴ
▲ この試合で2点を決める活躍をみせたエンリーキ(右)
この試合は、キックオフの直前にイエローカードが出される珍事が発生。フルミネンセのGKジエゴ・カバリエーリがスパイクで踏みしめながらピッチの状態を確認した際に、ゴールエリアのライン上をスパイクの裏で掻き込んだ。主審はピッチに不要な穴を掘ったと認識し、GKジエゴ・カバリエーリに歩み寄ってイエローカードを提示したのである。
ジエゴ・カバリエーリは不可解そうな表情を浮かべて主審に抗議すると、これを受けてピッチサイドではヘナット・ガウーショ監督とキャプテンマークを付けたフレッジが副審に口頭で抗議。晴れた空の下、不穏な空気を醸し出して試合開始の笛は鳴り響いた。
試合は32分にボタフォゴが先制。ブルーノのクリアボールに反応したエンリーキが、ペナルティアークで左足を振り抜きゴール左隅にシュートを決めた。
▲ 終盤に与えられたPKを決められず、うなだれるフレッジ
3点差をつけられたフルミネンセは89分にPKを得たが、フレッジの蹴ったボールはGKエウトン・レイチがコースを読み切って阻んだ。フルミネンセは一矢を報いることもできず、完敗を喫して首位の座から滑り落ちてしまった。
一方、快勝したボタフォゴは6位に浮上。準決勝進出の権利を得られる4位が射程圏内に入った。
リオ・デ・ジャネイロ州選手権 2014 グアナバーラ杯 第10節 (2014/02/23) | ||
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フルミネンセ | 0-3 | ボタフォゴ |
ジエゴ・カバリエーリ | GK | エウトン・レイチ |
ブルーノ グン エリベウトン カルリーニョス (シキーニョ) |
DF |
ルーカス (ニコラス・ロデイロ) ダンクレール アンドレ・バイーア ジュニオール・セーザル |
エドウィン・バレンシア (ワギネル) ジギーニョ ジェアン ダリオ・コンカ |
MF |
アイルトン (ガブリエウ) マリオ・ボラッティ ヘナット ジェジェ (ジョルジ・ワギネル) ダニエウ |
ハファエウ・ソービス (ワウテル・エンリーキ) フレッジ |
FW | エンリーキ |
ゴール |
32 エンリーキ 65 エンリーキ 67 マリオ・ボラッティ |
|
ジエゴ・カバリエーリ エドウィン・バレンシア |
イエロー カード |
アイルトン ガブリエウ ジュニオール・セーザル |
ヘナット・ガウーショ | 監督 | エドゥアルド・ウンガーロ |
主審: ジョアン・バチスタ・ジ・アフーダ 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2014.02.23
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