小競り合い続出のクラシコは次戦に遺恨を残す引き分け
リオ・デ・ジャネイロ州選手権 グアナバーラ杯 準決勝 1st.Leg バスコ・ダ・ガマ 1-1 フルミネンセ

▲ 66分に右足を上げてボールをゴールに押し込んだタリス(39番)
試合は4分にゴールポストを直撃するフリーキックでバスコが最初の決定機を演出すれば、フルミネンセは8分にサイド攻撃からワウテルが頭で合わせて相手ゴールを脅かした。早い時間帯から互いに攻め合う互角の攻防は多くの見せ場を作ったが、前半は両者無得点で終了した。
後半、均衡を破ったのはフルミネンセだった。55分、ダリオ・コンカとのワンツーで最終ラインを突破したジェアンがゴール前に折り返すと、フレッジが右足でゴールに流し込んだ。ブラジル代表候補のゴールによってフルミネンセがリードした。

▲ 左手首の近くを踏まれたブルーノは、負傷部位を押さえてピッチにうずくまった。この後担架で運ばれて試合続行不可能となった
この試合はスパイクの裏で左腕を踏まれたブルーノが骨折して試合続行不可能になると、両者にラフプレイと負傷者が続出。その結果、ピッチでは何度か乱闘寸前の小競り合いが起こった。遺恨を残して 2nd.Leg に臨むこととなりそうだ。
リオ・デ・ジャネイロ州選手権 2014 グアナバーラ杯 準決勝 1st.Leg (2014/03/27) | ||
---|---|---|
バスコ・ダ・ガマ | 1-1 | フルミネンセ |
マルティン・シルバ | GK | ジエゴ・カバリエーリ |
アンドレ・ホッシャ (フェリッピ・バストス) ルアン ホドリーゴ マルロン (ジエゴ・ヘナン) |
DF |
ブルーノ (ハフィーニャ) グン エリベウトン カルリーニョス |
パブロ・ギニャス ペドロ・ケン ドウグラス |
MF |
エドウィン・バレンシア ジェアン ジギーニョ ダリオ・コンカ |
ヘジナウド (タリス) エベルトン・コスタ エジミウソン |
FW |
フレッジ ワウテル・エンリーキ (マルコス・ジュニオール) (ワギネル) |
タリス 66 | ゴール | 55 フレッジ |
アンドレ・ホッシャ マルロン パブロ・ギニャス フェリッピ・バストス |
イエロー カード |
グン ジェアン ハフィーニャ |
レッド カード |
ジェアン | |
アジウソン・バチスタ | 監督 | ヘナット・ガウーショ |
主審: ワギネル・ド・ナシメント・マガリャイス 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2014.03.27
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- フラメンゴが二度決めたゴールはいずれもVARにより無効 それでも宿敵フルミネンセを退けて連覇達成カンピオナート・カリオカ 2025
- ブラジル代表FWブルーノ・エンリーキのゴールなどでフラメンゴが逆転勝利 決勝は Flu-Fla かカンピオナート・カリオカ 2025
- カノービオ、ジョン・アリアス、ヘルマン・カノと外国人選手揃い踏みのゴールでフルミネンセが快勝カンピオナート・カリオカ 2025
- ブラジル代表FWブルーノ・エンリーキのボレーシュートが決勝点となりフラメンゴが先勝カンピオナート・カリオカ 2025
- 36歳のアルゼンチン人パブロ・ベヘッティのPKが決勝点 バスコがボタフォゴを破って準決勝進出カンピオナート・カリオカ 2025
- スロースターターだったフルミネンセが連勝 瀬戸際で3位に浮上して準決勝進出を果たすカンピオナート・カリオカ 2025
- 元U-20アルゼンチン代表FWヘルマン・カノが開始早々に先制点 フルミネンセは準決勝進出に望みをつなぐカンピオナート・カリオカ 2025
- ブラジル代表FWブルーノ・エンリーキのPKなどでクラシコを制したフラメンゴが準決勝進出決定カンピオナート・カリオカ 2025
- 開幕から3戦未勝利だったフラメンゴ 後半のゴールラッシュで5ゴール大勝→今季初勝利カンピオナート・カリオカ 2025
- 若手主体で今季初戦に臨んだ南米王者 数的有利も生かしきれず昇格組相手にまさかの黒星発進カンピオナート・カリオカ 2025
- ブラジル代表FWペドロの全得点に絡む活躍で快勝したフラメンゴ 3年ぶりの優勝はほぼ決まったかカンピオナート・カリオカ 2024