
- FIFA World Cup 2014FIFAワールドカップ 2014 ブラジル大会

立て直せなかったフェリポン 最後に連敗したセレソンの4位が確定
2014 FIFAワールドカップ 3位決定戦 ブラジル 0-3 オランダ

▲ 開始早々にイエローカードを喰らったチアゴ・シウバ(右上)
試合は立ち上がりに動く。前線でボールを保持したファン・ペルシのスルーパスで最終ラインを突破したロッベンが、トップスピードに乗ったところで背後からチアゴ・シウバに肩を掴まれて転倒。ファウルの起こった場所はペナルティエリアの手前だったが、主審はチアゴ・シウバにイエローカードを出してオランダにPKを与えた。このPKをファン・ペルシが難なく決めて、オランダが先制した。
オランダは17分にもブリントのゴールでリードを広げる。一方ブラジルは21分にオスカルがドリブルでシュートコースを作ってシュートするも、こちらはキーパーに阻まれた。
2点差を追いかけるブラジルはセットプレイでゴールを狙ったが、何度か訪れた決定機はわずかに合わず。逆にオランダは41分にファン・ペルシのミドルシュートで相手ゴールを脅かした。前半終了のホイッスルが鳴ると、スタンドからはブラジル人によるブーイングが轟いた。

▲ セットプレイでボールに合わせられず、ピッチに顔を埋めるダビ・ルイス
攻めあぐねるブラジルに対し、オランダは堅い守備で失点を未然に防ぐと、後半音アディショナルタイムにロッベン、ヤンマートとつないだボールを最後はワイナルドゥムがゴールに押し込んでトドメを刺した。
優勝が至上命題とされたブラジルだが、3位決定戦にも敗れて4位が確定した。今大会の結果は、今後のブラジルサッカー界ならびにCBFにどのような影響を与えるのだろうか。行く末が懸念されるところである。
2014 FIFAワールドカップ ブラジル大会 3位決定戦 (2014/07/12) | ||
---|---|---|
ブラジル | 0-3 | オランダ |
ジュリオ・セーザル | GK |
ヤスパー・シレッセン (ミヘル・フォルム) |
マイコン ダビ・ルイス チアゴ・シウバ マクスウェウ |
DF |
ロン・フラール ステファン・デ・フライ ダレイ・ブリント (ダリル・ヤンマート) ブルーノ・マルティンス・インディ |
ルイス・グスターボ (フェルナンジーニョ) パウリーニョ (エルナーニス) ハミーリス (フゥキ) オスカル ウィリアン |
MF |
ヨルディ・クラシー (ヨエル フェルトマン) ジョナサン・デ・グズマン ジョルジニオ・ワイナルドゥム |
ジョ | FW |
ディルク・カイト ロビン・ファン・ペルシ アリエン・ロッベン |
ゴール |
02 ロビン・ファン・ペルシ (PK) 17 ダレイ・ブリント 91 ジョルジニオ・ワイナルドゥム |
|
チアゴ・シウバ フェルナンジーニョ オスカル |
イエロー カード |
アリエン・ロッベン ジョナサン・デ・グズマン |
ルイス・フェリッピ・スコラーリ | 監督 | ルイ・ファン・ハール |
主審: ジャメル・ハイムディ (アルジェリア) 会場: エスタジオ・ナシオナウ (ブラジリア) |
2014.07.12
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- ウルグアイが再びジャイアントキリング ブラジルに続きアルゼンチンにもアウェイで勝って2位を堅守2026 FIFAワールドカップ メキシコ・アメリカ・カナダ大会 南米予選
- コロンビアが南米予選でブラジル相手に歴史的初勝利 セレソンは連敗を喫して5位に後退2026 FIFAワールドカップ メキシコ・アメリカ・カナダ大会 南米予選
- 序盤にエクアドルが決めたゴールはVARでオフサイドに ベネズエラの守護神の活躍もあり引き分け2026 FIFAワールドカップ メキシコ・アメリカ・カナダ大会 南米予選
- 2人のバーカによるゴールでボリビアが今大会予選初勝利 敗れたペルーは5戦未勝利で最下位に転落2026 FIFAワールドカップ メキシコ・アメリカ・カナダ大会 南米予選
- 【PR】マラドーナについて知っておくべき興味深い事実アルゼンチン代表
- 今月の2ゴールで親友のルチョをも追い抜いたメッシ 南米予選での歴代通算ゴール数単独トップに浮上2026 FIFAワールドカップ メキシコ・アメリカ・カナダ大会 南米予選
- メッシが断言 「今のアルゼンチン代表は史上最強だったグアルディオラ時代のバルサに近い」2026 FIFAワールドカップ メキシコ・アメリカ・カナダ大会 南米予選