
- Copa do Brasil 2014コパ・ド・ブラジウ 2014

ゼ・ホベルト 「残念ながら我々は“人種差別の国”に住んでいる」
元ブラジル代表のゼ・ホベルトが試合中に発生したグレミスタの人種差別発言を非難
▲ 40歳の今も豊富なスタミナは健在。左サイドバックとしての素質まで開花させた元ブラジル代表のゼ・ホベルト
ゼ・ホベルトは元々中盤の選手としてドイツやブラジル代表などで活躍してきたが、前ブラジル代表監督のルイス・フェリッピ・スコラーリ氏がグレミオの監督に就任してからは急遽左サイドバックにコンバートされた。現在、ゼ・ホベルトは一見似合わないと思われる左サイドバックとして活躍を続けている。プロ意識が高く、ミネラルウォーターとグレープフルーツジュース以外の飲み物を口にしないゼ・ホベルトのような選手しか、40歳を超えてもサイドバックの務まる者はいないだろう。
8月28日に行われた「グレミオ vs サントス」の試合も左サイドバックとして74分まで出場していたゼ・ホベルトは、89分に発生した人種差別発言をベンチで耳にして愕然としたことを明かしている。
「残念ながら我々は“人種差別の国”に住んでいる。非常に残念なことが起こったわけだが、仮に自らの応援するチームが負けていたとしても相手選手を侮辱していい理由にはならない。発言者を特定して、厳正に処罰しなければならない事象だと思っている」
「21世紀になっても人種差別が根強く残っていることは非常に残念であり、由々しき事態としてもっと多くの人が真剣に考えなければならないだろう。所属チームのサポーターが差別発言に及んだことを腹立たしく思うが、相手方の訴えがなければ該当者を罰することができないのが非常に歯がゆい。場合によってはクラブチームが自発的に自分たちのサポーターを処罰して是正勧告をしていけるようにしないと、人種差別の改善は進まないのではないだろうか」
グレミスタによる人種差別発言は今回が初めてではなく、過去にはクラシコの試合中にインテルナシオナウのDFパウロンが一部のグレミスタから悪質な人種差別発言を浴びている。このときに処罰を受けたにも関わらず、性懲りもなく人種差別発言が生じたことにゼ・ホベルトは心を痛めている。
2014.08.29
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