Campeonato Brasileiro Serie A 2014ブラジル全国選手権 1部 2014

インテルナシオナウのジオバンニ・ルイージ会長は9日、かつて同胞であった元ブラジル代表FWニウマールとの交渉が順調に進んでいることを明らかにした。

ニウマールは1984年生まれの30歳で、リヨンに移籍する2004年以前はインテルナシオナウのエースストライカーとして活躍していた。2007年にインテルナシオナウ復帰を果たしているが、その後はスペインやUAEなどに活躍の場を求めている。ブラジル代表には2011年を最後に招集されていない。

ニウマールについては先日、獲得を模索していたコリンチャンスの会長が「望むギャラが高すぎる。彼は選手として南米に戻れないだろう」などと発言していたが、コリンチャンスとの交渉があっけなく破断したのを尻目に古巣インテルナシオナウとは交渉が進展しているという。代理人のオルランド・ダ・オーラ氏は次のように述べている。

「インテルナシオナウとの交渉は決してスムーズでなく、困難の連続ではある。非常に時間がかかっているが、全く可能性がないとは思っていない。それなりに手応えはある」

またニウマールの父親は地元報道陣の取材に対して「私の知る限りでは、ニウマールとインテルナシオナウの距離は縮まっているのではないかと思っている。彼が再びポルト・アレグレに戻ってくる日は近いだろう」と述べて、古巣復帰をほのめかした。

コリンチャンス会長が「カネに目がくらんだ選手」と断罪したニウマールだが、インテルナシオナウへの復帰はありうるのか。