Campeonato Brasileiro Serie A 2014ブラジル全国選手権 1部 2014

ブラジルの上院議員に当選し、アメリカFCの新会長にもなった元ブラジル代表FWホマーリオが、自身もかつて所属した名門バスコ・ダ・ガマのホベルト・ジナミッチ会長を激しく批判した。

創立100周年の節目にあたる1998年にコパ・リベルタドーレスを優勝し、トヨタカップ出場で来日もしているバスコ・ダ・ガマは10月14日現在でブラジル全国選手権のセリエB（2部）の2位。残り8試合で4勝すればセリエA（1部）昇格の4位以内が確定する状況にある。

そのバスコ・ダ・ガマでは11月11日に会長選が行われる予定となっているが、すでに再選された気になっているホベルト・ジナミッチ会長の高飛車な態度がホマーリオの怒りを煽ったようだ。

「私が現時点で言えることは、ホベルト・ジナミッチによる弊害がバスコを不幸にしているということだ。それは私がこれまで見てきた中で最大の失望である。彼はすでに再選された気になって代表選への準備を怠っている。私は代表選を機にバスコが良い意味で方向転換をしてくれることを願っている」

そう述べたホマーリオは、続けてバスコの次期会長にエジムンドを推薦している。
「エジムンドは大人であり、自分がやるべきことをわかっている。もしも彼が会長になれば、きっと良い仕事をすると確信している」