Seleção Brasileiraブラジル代表

先の親善試合でブラジル代表に復帰したカカは、ベテランとして自分がどのようにしてセレソンに貢献できるかを真面目に考えている。

ブラジルのSporTVのインタビューに応じたカカは、次のように述べている。
「今のセレソンは、2010年のそれよりも優れているように感じる。練習における意識付けも違うと思う。今のドゥンガはすべての練習に関して明確な目的を持って取り組んでいる。昔はそうじゃなかった（もっと研修のようだった）」

ドゥンガが再びブラジル代表監督に就いたとき、カカは当初から招集されたわけではなかったが、クルゼイロのMFヒカルド・ゴラールが負傷したことによりチャンスが巡ってきた格好。カカは、ドゥンガが再び自分を招集してくれたことを偶然とは思っていない。
「アルゼンチン戦の内容はとても良かったね。ネイマールがチームを引っ張ってくれてたから、私はとくに何もしていないけど、久々にセレソンのユニフォームを着た私をみんな温かく迎え入れてくれた。だからやりやすかった」

「私は誰かの代替かもしれないが、それでも再びセレソンに戻ってこられたことを誇りに思っている。やはりセレソンのユニフォームは特別だ。今のセレソンは若い力が中心になっている。自分はもう若くないけど、その代わり経験はある。いつまでもセレソンにいられるなんて思っていないから、いられる限り自分の経験を若手に引き継いでいって、少しでもセレソンの役に立ちたいね」