- Copa Sudamericana 2016コパ・スダメリカーナ 2016
決勝戦の直前に重大事故発生 墜落機に搭乗したとされるシャペコエンセ陣営の安否は不明
シャペコエンセの選手らを乗せた旅客機がコロンビアのメデジン近郊で墜落
2016年11月29日に執筆・掲載した過去記事につき、新着情報ではありません。ご注意ください。
▲ 墜落事故が発生したコロンビアのアンティオキア県
「El tienpo」紙が報じたところによると、墜落したとされる旅客機はボリビアを離陸してコロンビアのメデジンへ向かっていたとみられていて、コロンビアのメデジン近郊にあたるアンティオキア県の東部に墜落したとのこと。
シャペコエンセは30日にコパ・スダメリカーナの決勝 1st.Leg に臨むべく、メデジンに向かっている最中だった。シャペコエンセを指揮しているのは元ヴィッセル神戸のカイオ・ジュニオール監督で、元コンサドーレ札幌のハファエウ・バストス、元アビスパ福岡のモイゼス、元柏レイソルのクレーベル・サンターナ、元セレッソ大阪のケンペスなど、Jリーグにもゆかりのある選手が複数搭乗していると報じられているが、搭乗者の安否は不明。
一方、ブラジルのスポーツサイト「Globoesporte」の報道によれば、墜落した機内には72名の乗客と9名の乗組員が搭乗していて、そのうち10人が救出されたとある。そして、コロンビア空軍のヘリコプター2機が救助活動を始めているものの、悪天候による視界不良で救助が難航しているとの記載もある。なお、墜落の原因は”燃料不足だった”のではともされていて、情報が錯綜している状況だ。
シャペコエンセの選手を含めて一人でも多くの命が救われてほしいが、きわめて深刻な事態となってしまった。
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2016.11.29
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