- Campeonato Brasileiro Serie A 2017ブラジル全国選手権 1部 2017
元マリノスのカイキが2ゴールで勝利に貢献 敗れたアトレチコ・パラナエンセは最下位に転落
カンピオナート・ブラジレイロ 2017 第6節 アトレチコ・パラナエンセ 0-2 サントス
▲ ゴールを決めたカイキに駆け寄るサントスのイレブン
拮抗した序盤は、アトレチコ・パラナエンセが14分にチャンスメイク。だが元アルゼンチン代表MFルイス・ゴンサーレスが右足で放ったシュートはわずかに枠を逸れて、スタンドの溜め息を誘った。一方サントスは26分にカウンターを仕掛けると、ブルーノ・エンリーキのスルーパスでペナルティエリアの右側へ上がったチアゴ・マイアが中央に折り返して、カイキの先制ゴールをお膳立てした。
アトレチコ・パラナエンセは31分にシジクレイのミドルシュートが決まらず、逆にサントスは35分に前線の左を上がったブルーノ・エンリーキが折り返したボールを、カイキが右足でゴールに流し込んでリードを広げた。
前半終了のホイッスルが鳴ると、スタンドからは激しいブーイングが轟いた。そしてハーフタイムにマイクを向けられたカイキは、「我々は結果を出すために各々が何をすべきかを強く意識していた。前半のような内容で後半も戦いたい」と意気込みを述べた。
後半、アトレチコ・パラナエンセは開始からアタッカンチを2人投入して4トップに変更。すると57分にはセットプレイからルイス・ゴンサーレスがキーパーと交錯しながらもヘディングシュートを決めたが、ルチョの体を張ったプレイもオフサイドの判定で無になった。
アトレチコ・パラナエンセは65分にもコーナーキックからゴールネットを揺らしたが、またもオフサイドによりノーゴールとなった。対するサントスは終盤に退場者を出したが、無失点で切り抜けて連勝。カイキはゴールシーン以外でも直接フリーキックを任されたり、ドリブルで仕掛けてPKを狙うなどピッチで躍動していた。
カンピオナート・ブラジレイロ 2017 第6節 (2017/06/11) | ||
---|---|---|
アトレチコ・パラナエンセ | 0-2 | サントス |
サントス | GK | バンデルレイ |
ジョナタン パウロ・アンドレ チアゴ・エレーノ シジクレイ |
DF |
ダニエウ・ゲージス ルーカス・ベリッシモ デイビッジ・ブラス ジェアン・モッタ |
オタービオ マテウス・ホゼット (エデルソン) ルイス・ゴンサーレス |
MF |
チアゴ・マイア (アリソン) ヘナット ビットル・ブエーノ (クレーベル) |
ニコン パブロ (フェリッピ・ジェドス) ドウグラス・コウチーニョ (グラフィッチ) |
FW |
ブルーノ・エンリーキ カイキ (レアンドロ・ドニゼッチ) ジョナタン・コペーテ |
ゴール |
26 カイキ 35 カイキ |
|
パウロ・アンドレ | イエロー カード |
|
レッド カード |
ダニエウ・ゲージス | |
エドゥアルド・バチスタ | 監督 | エラーノ |
主審: マルセーロ・ジ・リーマ・エンリーキ 会場: アレーナ・ダ・バイシャーダ (クリチーバ) |
2017.06.11
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- イスキエルドの入院費用を工面したカレーリらサンパウロの選手数人は試合後に弔問でウルグアイへコパ・ド・ブラジウ 2024
- ピッチとスタンドの両方で躍動したピカチュウ 接戦を制したフォルタレーザは首位に浮上カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- ボタフォゴがクラシコを制して首位堅守 フラメンゴはアラスカエータが負傷退場など誤算だらけカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- フォルタレーザが怒濤の8連勝 暫定首位に上がりボタフォゴとの首位争いは熾烈にカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コパ・アメリカでも活躍したウルグアイ代表MFアラスカエータのゴールなどでフラメンゴが首位に浮上カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 元ブラジル代表DFチアゴ・シウバが15年半ぶりに復帰したフルミネンセ 接戦を制して最下位を脱出カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部