
- Campeonato Uruguayo 2018ウルグアイ1部リーグ 2018

優勝を決定づけたのはマキシ・ロドリゲスの右足 ペニャロールが最終節を待たずに後期優勝
ウルグアイ1部リーグ 2018 後期 第14節 ペニャロール 1-0 プログレーソ

▲ リーグ優勝のトロフィーにキスをするウルグアイ代表MFクリスティアン・ロドリゲスら、ペニャロールの選手たち。元アルゼンチン代表FWマキシミリアーノ・ロドリゲス(左)も笑顔をこぼす
ペニャロールの優勝を信じて多くのサポーターが詰めかけた試合は、ペニャロールが前半の主導権を掌握するも、フィニッシュの精度が甘く、逆に不用意な形でピンチを迎える場面もあった。
日が暮れて迎えた後半は、プログレーソが果敢に攻め込んであわや得点の機会を演出。ペニャロールも勝利を目指してサイド攻撃などからチャンスを作っていたが、このままではゴールを奪えないとみたディエゴ・ロペス監督は早めの選手交代を実行。75分にはマキシ・ロドリゲスを投入して、3人の交代枠を使い切った。
監督の選手起用に最高の形で応えたのはマキシ・ロドリゲスだった。0−0 で迎えた後半のアディショナルタイム、左からのクロスはうまく合わなかったが、こぼれ球を拾ったマキシ・ロドリゲスがペナルティエリアの右側でフリーになっていたファビアン・エストヤノフにパスを出すと、エストヤノフはシュートフェイントでキーパーを含めた相手3人を引きつけて、マキシ・ロドリゲスへボールを戻した。マキシ・ロドリゲスは得意の右足で無人のゴールへシュートを決めるだけだった。そして、ゴールを決めたマキシ・ロドリゲスはピッチで頭から滑り込むと、チームメイトらの手荒い祝福を受けた。
試合終了の笛が鳴ると、スタンドからはペニャロールの優勝を祝うチャントがこだました。そしてこの試合ではベンチにも入らず観戦していた“セボージャ”ことウルグアイ代表MFクリスティアン・ロドリゲスは帽子姿でピッチに入り、チームメイトらと抱擁を交わした。
ウルグアイ1部リーグ 2018 後期 第14節 (2018/10/27) | ||
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ペニャロール | 1-0 | プログレーソ |
ケビン・ダウソン | GK | セバスティアン・フエンテス |
エセキエル・ブスケツ (イグナシオ・ロレス) ファブリシオ・フォルミリアーノ カルロス・ロドリゲス ルーカス・エルナンデス |
DF |
ダニーロ・アスコネグイ エミーリオ・セバージョス ゴンサーロ・カスティージョ マウリシオ・ロフレーダ |
グスマン・ペレイラ ワルテル・ガルガーノ (マルセル・ノビック) ジオバンニ・ゴンサーレス ファビアン・エストヤノフ |
MF |
ニコラス・フレイタス (ホアキン・ゴッテスマン) ロドリーゴ・ビエーガ (ゴンサーロ・モンテス) ファクンド・ラバンデイラ (ダニーロ・コカーロ) フェデリコ・ミラーセ |
ルーカス・ビアトリ ダルウィン・ヌニェス (マキシミリアーノ・ロドリゲス) |
FW |
ガストン・コルマン イグナシオ・レモ |
マキシミリアーノ・ロドリゲス 90+3 | ゴール | |
ワルテル・ガルガーノ | イエロー カード |
ダニーロ・アスコネグイ ニコラス・フレイタス ガストン・コルマン |
ディエゴ・ロペス | 監督 | マルセーロ・メンデス |
主審: グスターボ・テヘーラ 会場: エスタディオ・カンペオン・デル・シグロ (モンテビデオ) |
2018.10.27
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