Campeonato Brasileiro Serie A 2019ブラジル全国選手権 1部 2019

5月1〜2日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ 2019 の第2節。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンチで行われた「クルゼイロ×セアラー」は、元ベガルタ仙台の元ブラジル代表MFチアゴ・ネービスのゴールでクルゼイロが接戦を制した。

セアラーは3分にレアンドロ・カルバーリョがペナルティエリアの外から右足でゴール左隅を狙ったが、ボールはわずかに枠の外へ。一方のクルゼイロは8分に右サイドからのグラウンダーのクロスにフレッジが反応したが、スルーした形になってボールはファーサイドへ流れた。セアラーは14分にヒカルジーニョのミドルシュートがペナルティエリアでルーカス・ロメーロの右腕に当たると、主審はVAR（ビデオアシスタントレフェリー）システムでの確認を経てセアラーにPKを与えた。ところが、ヒカルド・ブエーノのPKはキーパーにコースを読み切られてセーブされた。

クルゼイロは35分にエジウソンが右足でロングシュートを打ったが、キーパーの手をすり抜けたボールはポストに当たって外へ流れる。対するセアラーは45分にヒカルド・ブエーノのクロスをシコが無人のゴールへ押し込んだが、その前にレアンドロ・カルバーリョがシュートを打った時点でヒカルド・ブエーノがオフサイドポジションにいたことにより、ゴールは無効となった。互いに多くのチャンスを作った前半は、スコアレスでハーフタイムを迎えた。

均衡が破れたのは後半の立ち上がり。49分、ホビーニョが最終ラインの裏へスルーパスを出してデイビッジがホビーニョにボールを戻すと、ホビーニョは左足でシュートを打ち、キーパーが弾いたところにチアゴ・ネービスが詰めて右足でゴールネットを揺らした。

セアラーは最後まで戦い抜き、攻撃的な選手交代で同点を目指した。88分にはコーナーキックにホージェルが頭で合わせると、ポストに当たったセカンドボールをベルジソンがシュート。しかしゴールエリアでシュートに持ち込んだ絶好のチャンスも、元ブラジル代表GKファービオが俊敏な反応でボールを止めてゴールを死守した。

カンピオナート・ブラジレイロ 2019　第2節　（2019/05/01）
クルゼイロ	1-0	セアラー
ファービオ	GK	ジオゴ・シウバ
エジウソン デデ レオ ドド	DF	サムエウ・シャビエル チアゴ・アウベス ルイス・オタービオ チアゴ・カルレート
アリエル・カブラル （ルーカス・シウバ） ルーカス・ロメーロ ホビーニョ マルキーニョス・ガブリエウ （デイビッジ） チアゴ・ネービス （ジャジソン）	MF	ファビーニョ アウレミール ヒカルジーニョ （フェルナンド・ソブラウ）
フレッジ	FW	レアンドロ・カルバーリョ ヒカルド・ブエーノ （ホージェル） シコ （ベルジソン）
チアゴ・ネービス　49	ゴール
ルーカス・ロメーロ	イエロー カード
マノ・メネーゼス	監督	エンデルソン・モレイラ
主審：　ワギネル・ヘワイ 会場：　エスタジオ・ド・ミネイロン　（ベロ・オリゾンチ）