- Selección Nacional de Argentinaアルゼンチン代表
デミチェリス氏が現在の代表について持論 「メッシ、アグエロ、ディ・マリアの3人が重要な存在」
元アルゼンチン代表DFマルティン・デミチェリス氏がベテラン選手の必要性と重要性について熱弁
▲ アルゼンチン代表での練習風景。左からアンヘル・ディ・マリア、セルヒオ・アグエロ、リオネル・メッシ
今回のアルゼンチン代表メンバー発表を受けて、デミチェリス氏は大幅な改変がないほうが望ましいと強調している。
「ジャーナリストからは、アルゼンチン代表の全体的な刷新を主張する声が多い。だが私の意見としては、あまりに急激な変更はしないほうがいいと思っている。ベテラン選手の存在は重要で、今回のメンバーならメッシ、アグエロ、ディ・マリアの3人だね」
次にデミチェリス氏は、当初暫定監督の扱いだったリオネル・スカローニ監督についても言及。その上で自分自身の今後のキャリアについても現在の考えを述べた。
「サッカーについて絶対的な真実を語れる人は誰もいない。今、スカローニ氏がアルゼンチン代表の正式な監督になったパターンは、異例だ。でもそういうこともあるのがサッカーの魅力でもある」
「私は現在、監督になるために日々勉強している。現役引退後も、やるべきことがたくさんあるんだ。仮定の話だが、もしもAFA(アルゼンチンサッカー協会)から私に代表監督就任の要請があれば、私は断るつもりでいる。監督になる前に積まなければならない経験がいくつもあり、今の私に代表監督は務まらない」
そう述べたデミチェリス氏は、現在代表監督にふさわしい面々について、ディエゴ・シメオネ氏、マルセーロ・ガジャルド氏、マウリシオ・ポチェッティーノ氏の3名を挙げた。
そんなデミチェリス氏は、メッシにかかる重圧についても言及した。
「メッシは我々アルゼンチンサッカーの象徴になっているだけに、国民や世界中のアルゼンチン代表ファンが代表に求めるレベルは常に最高水準になるだろう」
「代表は素晴らしいし、私が特定の選手をえこひいきしているとの論調には同意も共感もしない。メッシをリーダーとして、代表がより良くなることを望んでいる」
最後にデミチェリス氏は、リーベル・プレートを指揮して成果を出しているマルセーロ・ガジャルド監督を賞賛した。
「ガジャルドの試合を読む力や選手発掘の目、育成力に驚いている。彼には15年以上リーベルを引っぱっていってほしい」
◆ マルティン・デミチェリス
- 本名:
- マルティン・ガストン・デミチェリス
- 生年月日:
- 1980年12月20日生まれ(38歳)
- 出身:
- アルゼンチン(コルドバ州フスティニアーノ・ポッセ)
- 身長:
- 184cm
- ポジション:
- センターバック、ボランチ (現役時代)
ロサリオのレナート・セサリーニの下部組織にいた頃にリーベル・プレートへ引き抜かれ、1998年にトップチームに昇格したが、チームに定着したのは2000年。2003年までラモン・ディアス監督の下で活躍して、2003年にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)へ活躍の場を移した。バイエルンにとってはチーム史上初のアルゼンチン人選手となり、2010年まで活躍した。その後はスペインやイングランドでもプレイし、2017年に現役を引退した。元アルゼンチン代表。
2019.05.22
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