Copa América 2019コパ・アメリカ 2019

アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領は、現在開催中のG20首脳会議に出席すべく大阪に滞在中。かつては名門ボカ・ジュニオルスの会長を長年務めた無類のサッカー好きとしても有名な同大統領は、G20の会期中にも関わらずアルゼンチン代表のパフォーマンスを強く批判した。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領と非公式に会談した直後に自国メディアのインタビューに応じたマクリ大統領は、コパ・アメリカでグループステージ3戦目でやっと勝ったアルゼンチン代表のふがいなさに言及。国の威信を懸けて戦っているとは思えない、貧弱な代表に向けて辛辣な言葉を発した。

「もはや災害だ！　我々アルゼンチンは世界最高レベルの選手を何人も有していながら…　それが何ひとつ証明されていない」

アルゼンチン代表の躍進とコパ・アメリカ優勝を望むからこそのエールであるが、大阪で叫んだマクリ大統領の叫びは、地球の裏側（ブラジル）にいるアルゼンチン代表に届いただろうか。