Campeonato Brasileiro Serie A 2019ブラジル全国選手権 1部 2019

8月17〜18日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ 2019 の第15節。首都ブラジリアで行われた「バスコ・ダ・ガマ×フラメンゴ」は、フラメンゴが快勝した。

フラメンゴは4分にウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータのコーナーキックでニアに飛び込んだブルーノ・エンリーキがヘディングで反らすと、弧を描いたボールがクロスバーに当たる場面を演出。対するバスコは10分頃から攻勢を強めると、22分にはこの日アタッカンチ（フォワード）として起用されたイアゴ・ピカシュウが右サイドをドリブルで崩してクロスバーを直撃するシュートを披露した。

先制したのはフラメンゴで、41分にブルーノ・エンリーキがペナルティアーク付近から右足でゴール左隅にシュートを決めた。

後半、フラメンゴは50分にコロンビア代表MFグスターボ・クエージャルとのワンツーで最終ラインを突破したブルーノ・エンリーキがシュートを打ってキーパーの体に当たると、そのままゴールへ入りそうになったボールをガブリエウ・バルボーザが左足でゴールに押し込み 2-0 とした。

バスコは56分に相手のハンドでPKを得たが、イアゴ・ピカシュウのPKはキーパーがコースを読み切って外に弾き出した。それでも直後のコーナーキックをレアンドロ・カスタンがヘディングでゴールに押し込んで1点差に詰め寄った。

だがフラメンゴはすぐに突き放し、61分にジェルソンのクロスにブルーノ・エンリーキが頭で合わせると、キーパーが両手で弾いたこぼれ球をガブリエウ・バルボーザが左足ボレーでゴールネットに突き刺して、3-1 とした。

バスコは78分にコーナーキックでの競り合いでアラスカエータがブルーノ・セーザルを引っ張り倒したことがVARチェックにより判明し、PKを得た。ところが、ブルーノ・セーザルのPKはキーパーが右手一本で弾き返し、クリアボールを拾ったフラメンゴはカウンターに転じた。すると一気に相手陣内のペナルティエリアまでボールを運んだときに、ブルーノ・エンリーキがゴールエリアで元U-20コロンビア代表DFオスワルド・エンリケスに引っ張り倒されて、フラメンゴが逆にPKを得た。このPKをアラスカエータが決めて、フラメンゴが勝利を確実にした。

敗れたバスコは15位のままで、快勝したフラメンゴはパウメイラスを抜いて2位に浮上した。

カンピオナート・ブラジレイロ 2019　第15節　（2019/08/17）
バスコ・ダ・ガマ	1-4	フラメンゴ
フェルナンド・ミゲウ	GK	ジエゴ・アウベス
ラウール・カセレス （ブルーノ・セーザル） オスワルド・エンリケス レアンドロ・カスタン エンリーキ	DF	ホジネイ トゥーレル パブロ・マリ フィリッピ・ルイス
ヒシャルジ ハウー ルーカス・ミネイロ （アンドレイ） マルキーニョ （チアゴ・ヘイス）	MF	グスターボ・クエージャル ウィリアン・アロン ジェルソン （エベルトン・ヒベイロ）
イアゴ・ピカシュウ タリス	FW	ジョルジアン・デ・アラスカエータ （ロベール・ピリス・ダ・モッタ） ガブリエウ・バルボーザ （オルランド・ベリーオ） ブルーノ・エンリーキ
レアンドロ・カスタン　58	ゴール	41　ブルーノ・エンリーキ 50　ガブリエウ・バルボーザ 61　ガブリエウ・バルボーザ 82　ジョルジアン・デ・アラスカエータ　（PK）
	イエロー カード	ジョルジアン・デ・アラスカエータ ホジネイ ロベール・ピリス・ダ・モッタ
バンデルレイ・ルシェンブルゴ	監督	ジョルジ・ジェズス
主審：　レアンドロ・ペドロ・ブアーデン 会場：　エスタジオ・マネ・ガヒンシャ　（ブラジリア）