Superliga Argentina 2019-2020スーペルリーガ・アルヘンティーナ 2019-2020

2月21〜24日に行われたスーペルリーガ・アルヘンティーナ 2019-2020 の第21節。ラ・プラタで行われた「エストゥディアンテス×リーベル・プレート」は、2トップ揃い踏みのゴールでリーベルが勝利を収めた。

エストゥディアンテスは12分に高い位置でボールを奪い取ると、マテオ・レテーギが左足でロングシュートを打ったが、ボールはサイドネットへ。20分にはナウエル・エステベスが右足でロングシュートを打ったが、こちらはボールがクロスバーを直撃してゴールを割れなかった。

首位を堅守するためには負けられないリーベルは、12分にコロンビア代表FWラファエル・サントス・ボレーのヘディングシュートで反撃に出ると、22分に先制。自陣からセンターサークルに送られたボールが相手の頭に当たって最終ラインの裏へミスパスのようになると、このボールを拾ったラファエル・サントス・ボレーがドリブルで相手陣内を独走。ペナルティエリアまでボールを運んだボレーのシュートはキーパーの足に当たってボールの勢いは弱まったが、無人のゴールへゆっくりと転がっていった。がむしゃらに戻ったファクンド・ムラが失点を阻止しようとスライディングで大きくサイドに蹴り出したものの、クリアの前にボールはゴールを割っていた。

先制したリーベルは32分にゴンサーロ・モンティエルが、39分にはマティアス・スアーレスがそれぞれフィニッシュに持ち込んだが、ゴールは奪えなかった。

後半、リーベルは立ち上がりの47分にイグナシオ・フェルナンデスが左足で強烈なシュートを打つと、64分に追加点を奪う。左サイドに開いていたイグナシオ・フェルナンデスがフリーでボールをもらうと、左足で低くて速いクロスを供給。ゴールエリアに駆け込んだマティアス・スアーレスが右足のつま先で合わせると、ボールはスライディングで阻もうとした元アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノの右足に当たってゴールに吸い込まれた。古巣の得点を食い止められなかったマスチェラーノは、ゴールに入ったボールを見て芝生を叩いて悔しがった。

エストゥディアンテスは77分にガストン・フェルナンデスがペナルティアークの手前で右足を振り抜いたが、相手の足に当たったボールはポストをかすめて枠を逸れた。最後まで試合をあきらめずに戦ったエストゥディアンテスだったが、この日はリーベルの守備を崩しきれなかった。

勝ったリーベルは、2位ボカとの勝ち点差3を保って首位を堅守。残り2試合、リーベルは次節にデフェンサ・イ・フスティシアと、最終節はアトレティコ・トゥクマンとそれぞれ対戦予定だ。

スーペルリーガ・アルヘンティーナ 2019-2020　第21節　（2020/02/23）
エストゥディアンテス	0-2	リーベル・プレート
マリアーノ・アンドゥハル	GK	フランコ・アルマーニ
ファクンド・サンチェス ジョナタン・チュンケ ファン・フエンテス （ダリオ・サルミエント） ファクンド・ムラ （フェデリコ・ゴンサーレス）	DF	ゴンサーロ・モンティエル パウロ・ディアス （ファン・フェルナンド・キンテーロ） ロベール・ロハス ハビエル・ピノーラ ミルトン・カッコ
ハビエル・マスチェラーノ ナウエル・エステベス イバン・ゴメス アンヘル・ゴンサーレス （ガストン・フェルナンデス） ルーカス・ロドリゲス	MF	エンソ・ペレス イグナシオ・フェルナンデス ニコラス・デ・ラ・クルス
マテオ・レテーギ	FW	マティアス・スアーレス （イグナシオ・スコッコ） ラファエル・サントス・ボレー （ルーカス・プラット）
	ゴール	22　ラファエル・サントス・ボレー 64　マティアス・スアーレス
イバン・ゴメス ルーカス・ロドリゲス ハビエル・マスチェラーノ ナウエル・エステベス	イエロー カード	ラファエル・サントス・ボレー
ガブリエル・ミリート	監督	マルセーロ・ガジャルド
主審：　ダリオ・エレーラ 会場：　エスタディオ・シウダー・デ・ラ・プラタ　（ラ・プラタ）