
- Campeonato Carioca 2020カンピオナート・カリオカ 2020

怒濤の猛攻で試合を支配したフラメンゴが完勝 グループリーグを5戦全勝で準決勝へ
カンピオナート・カリオカ 2020 リオ杯 第5節 フラメンゴ 2-0 ボアビスタ

▲ 50分にゴールを決めた元U-23ブラジル代表MFジェルソン(右)に駆け寄るミシャエウ(19番)
開始2分にブラジル代表FWブルーノ・エンリーキのヘディングシュートで攻撃の口火を切ったフラメンゴは、5分にはウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータのスルーパスでペドロがペナルティエリアに入ったが、右足のトゥーキックで打ったシュートは前に出てきたキーパーが身を挺してゴールを死守した。9分には元バイエルンのブラジル代表DFハフィーニャがペナルティエリアでボールを折り返すと、ブラジル代表MFエベルトン・ヒベイロが得意の左足を振り抜くも、枠を捉えたシュートはキーパーが両手で弾き返した。
攻め続けて主導権を握ったフラメンゴは、35分に先制。中盤まで押し上げたハフィーニャがペナルティエリアへボールを浮かせると、アラスカエータが右足で合わせてジェルソンが頭頂部で反らし、最後はペドロが右足でジャンピングボレーシュートを決めて先制した。
後半、ボアビスタは2人を代えて臨んだが、試合の流れは引き寄せられず。対照的にフラメンゴは、右サイドからアラスカエータを経由して左サイドへ運んだボールをミシャエウがやや後方に下げると、ペナルティエリアの手前で左足を振り抜いたジェルソンのミドルシュートがゴール左隅に突き刺さって、50分にリードを広げた。
圧倒的に攻め続けたフラメンゴは、72分にブラジル代表DFフィリッピ・ルイスのクロスをペナルティエリアの右側でトラップしたミシャエウが右足ボレーでゴールを狙うも、ボールはクロスバーの上を通過。78分にはビチーニョが右サイドから上げたクロスをミシャエウがジャンピングボレーシュートで合わせたが、枠を捉えたボールはキーパーが左膝に当てて弾き返した。
3点目こそ奪えなかったが、相手に隙を見せず完勝したフラメンゴは、グループA首位通過。準決勝ではボウタ・ヘドンダと対戦する。
カンピオナート・カリオカ 2020 リオ杯 第5節 (2020/07/01) | ||
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フラメンゴ | 2-0 | ボアビスタ |
ジエゴ・アウベス | GK | クレーベル |
ハフィーニャ ホドリーゴ・カイオ レオ・ペレイラ フィリッピ・ルイス |
DF |
エベルトン・シウバ ドウグラス・ペドローゾ エリベウトン ジェアン |
ウィリアン・アロン (チアゴ・マイア) ジェルソン (ジエゴ) エベルトン・ヒベイロ (ミシャエウ) ジョルジアン・デ・アラスカエータ (ペドロ・ホッシャ) |
MF |
フェルナンド・ボビ (ビクトル・ペレイラ) ビットル・ファイスカ タルター (ヘナン・ドニゼッチ) ミシェウ (ルイス・アラウージョ) ジェフェルソン・ヘナン |
ブルーノ・エンリーキ ペドロ (ビチーニョ) |
FW |
ホマリーニョ (ルイス・フェリッピ) |
ペドロ 35 ジェルソン 50 |
ゴール | |
チアゴ・マイア | イエロー カード |
ジェアン |
ジョルジ・ジェズス | 監督 | パウロ・ボナミーゴ |
主審: ホドリーゴ・ヌーニス・ジ・サー 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2020.07.01
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