
- Campeonato Carioca 2020カンピオナート・カリオカ 2020

フラメンゴが先勝も… 終了間際の交代で遅延とみなされた“ガビゴウ”が退場で次戦出場停止に
カンピオナート・カリオカ 2020 年間王者決定戦 1st.Leg フルミネンセ 1-2 フラメンゴ

▲ 27分に先制ゴールを決めたペドロは両膝を着いて喜ぶ
フラメンゴは15分にカウンターを仕掛けてブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザがペナルティエリアの手前から左足でミドルシュートを打ったが、枠を捉えたボールはキーパーが外へ弾き出す。それでも27分、ビチーニョ、ジョルジアン・デ・アラスカエータ、ジエゴとダイレクトパスをつないでペナルティエリアの左側へボールを運ぶと、最後はペドロが右足でシュートを決めて先制した。
後半、フルミネンセは51分にドジが右足でロングシュートを放つも、枠を捉えたボールはキーパーに両手で弾き返される。58分にはネネからの浮き球のパスをゴールエリア付近でトラップしたイアゴ・フェリッピが左足でボレーシュートに及んだが、またもキーパーのファインセーブに遭った。それでも直後の60分、左サイドをオーバーラップしたエジージオのクロスに、エバニウソンが右足で合わせてゴールに押し込み、スコアをタイに戻した。

▲ 73分に決勝ゴールを決めたミシャエウ(右)はアシストしてくれたガブリエウ・バルボーザ(左)と同時に飛び上がって喜ぶ
次の1点はフラメンゴにもたらされた。73分、カウンターで右サイドを上がったガブリエウ・バルボーザがドリブルで相手を置き去りにしてペナルティエリアの右側に達すると、中央のスペースを猛然と駆け上がったミシャエウにパス。ゴールエリアまで駆け込んだミシャエウは右足で合わせるだけだった。
試合はフラメンゴがリードを守りきったが、後半のアディショナルタイムにレオ・ペレイラとの交代でベンチへ向かって歩いていたガブリエウ・バルボーザが、下がるのが遅いとみた主審は遅延行為でガブリエウ・バルボーザに2枚目のイエローカードを提示して退場とした。この判定に対して選手本人はもちろん、ジョルジ・ジェズス監督も第4審判の女性に抗議するなど物議を醸した。結局、レオ・ペレイラは投入されなかった。
フラメンゴが優勢だが、“ガビゴウ”の出場停止処分が次戦にどのような影響をもたらすか。2nd.Leg は7月15日に行われる。
カンピオナート・カリオカ 2020 年間王者決定戦 1st.Leg (2020/07/12) | ||
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フルミネンセ | 1-2 | フラメンゴ |
ムリエウ | GK | ジエゴ・アウベス |
ジウベルト マテウス・フェーハス ジゴン エジージオ |
DF |
ハフィーニャ ホドリーゴ・カイオ グスターボ・エンリーキ フィリッピ・ルイス |
ウジソン ドジ (ミシェウ・アラウージョ) イアゴ・フェリッピ (イウリ・リーマ) |
MF |
ウィリアン・アロン ジエゴ (エベルトン・ヒベイロ) ビチーニョ (ジェルソン) ジョルジアン・デ・アラスカエータ (ミシャエウ) |
ネネ (ミゲウ) エバニウソン (フェルナンド・パチェーコ) マルコス・パウロ (カイオ・パウリスタ) |
FW |
ガブリエウ・バルボーザ ペドロ (ペドロ・ホッシャ) |
エバニウソン 60 | ゴール |
27 ペドロ 73 ミシャエウ |
マテウス・フェーハス ジウベルト マルコス・パウロ |
イエロー カード |
ホドリーゴ・カイオ ジェルソン ビチーニョ ガブリエウ・バルボーザ |
レッド カード |
ガブリエウ・バルボーザ | |
オダイール・エウマン | 監督 | ジョルジ・ジェズス |
主審: ワギネル・ド・ナシメント・マガリャイス 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2020.07.12
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