
- Campeonato Carioca 2020カンピオナート・カリオカ 2020

連勝したフラメンゴが2年ぶり36度目の年間王者に決定 得点王は8ゴールで“ガビゴウ”ら二人に
カンピオナート・カリオカ 2020 年間王者決定戦 2nd.Leg フラメンゴ 1-0 フルミネンセ

▲ 試合後の表彰式で優勝トロフィーを掲げてはしゃぐフラメンゴの選手やスタッフ
フラメンゴは12分にカウンターからブラジル代表FWブルーノ・エンリーキが最終ラインの裏へ抜け出してキーパーをも振り切ったが、ボールがゴールライン際まで流れてしまったためブルーノ・エンリーキはシュートをあきらめて後方にパス。ペドロが右足を振り抜いたが、シュートは浮いてしまった。
フルミネンセは14分にエバニウソンがペナルティエリアを進んでシュートに及ぶも、ボールはサイドネットへ。25分にはネネのクロスにマルコス・パウロが左足で合わせるも、シュートはクロスバーの上を通過した。フラメンゴは27分にウィリアン・アロンが右足でロングシュートを打ったが、こちらも枠を捉えられなかった。36分に右サイドを崩したフラメンゴは、ブルーノ・エンリーキが下げたボールをレオ・ペレイラが右足でシュートに及んだが、低く抑えたシュートはキーパーにキャッチされた。

▲ 試合中の接触を巡ってミシャエウ(右)へ食ってかかるウジソン(25番)は主審に制止される
後半、フラメンゴは立ち上がりにジェルソンが左足で直接フリーキックを放ったが、壁を越えて曲がったボールはポストをかすめてサイドネットを揺らすに留まる。その後両者はそれぞれ控え選手を投入していったが、なかなか均衡は破れず。フルミネンセは77分にセットプレイのこぼれ球をエジージオが左足でフィニッシュに持ち込んだが、シュートは相手に当たって枠を逸れてしまった。
フラメンゴは86分に3人を投入。そのうちペドロに代わって入ったビチーニョが、後半のアディショナルタイムに結果を出した。94分、右サイドでボールを持ったビチーニョがドリブルでカットインしながらペナルティエリアに近づいて左足を振り抜くと、ニノの足に当たって弧を描いたボールはループシュートのようにゴールへと吸い込まれた。そしてこれが決勝点となって、フラメンゴが 2nd.Leg も制した。

▲ 後半のアディショナルタイムに決勝の先制ゴールを決めたビチーニョは、笑顔でベンチへ駆け出す
ブラジルでは一足先に州選手権の全日程を消化したリオ・デ・ジャネイロ州。次の公式戦は、8月9日に開幕予定となっているカンピオナート・ブラジレイロだが、COVID-19の影響によりスケジュールが前後する可能性は否めない。
カンピオナート・カリオカ 2020 年間王者決定戦 2nd.Leg (2020/07/15) | ||
---|---|---|
フラメンゴ | 1-0 | フルミネンセ |
ジエゴ・アウベス | GK | ムリエウ |
ハフィーニャ (グスターボ・エンリーキ) ホドリーゴ・カイオ レオ・ペレイラ フィリッピ・ルイス (ヘネ) |
DF |
ジウベルト (ミシェウ・アラウージョ) マテウス・フェーハス ニノ エジージオ |
ウィリアン・アロン ジェルソン (ジエゴ) エベルトン・ヒベイロ ジョルジアン・デ・アラスカエータ (ミシャエウ) |
MF |
ウジソン ドジ (フェリッピ・カルドーゾ) イアゴ・フェリッピ (カイオ・パウリスタ) |
ブルーノ・エンリーキ ペドロ (ビチーニョ) |
FW |
ネネ エバニウソン (ガンソ) マルコス・パウロ (フェルナンド・パチェーコ) |
ビチーニョ 90+4 | ゴール | |
ハフィーニャ ミシャエウ |
イエロー カード |
エバニウソン |
ジョルジ・ジェズス | 監督 | オダイール・エウマン |
主審: グラジアーニ・マシエウ・ホッシャ 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2020.07.15
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- ブラジル代表FWブルーノ・エンリーキのPKなどでクラシコを制したフラメンゴが準決勝進出決定カンピオナート・カリオカ 2025
- 開幕から3戦未勝利だったフラメンゴ 後半のゴールラッシュで5ゴール大勝→今季初勝利カンピオナート・カリオカ 2025
- 若手主体で今季初戦に臨んだ南米王者 数的有利も生かしきれず昇格組相手にまさかの黒星発進カンピオナート・カリオカ 2025
- ブラジル代表FWペドロの全得点に絡む活躍で快勝したフラメンゴ 3年ぶりの優勝はほぼ決まったかカンピオナート・カリオカ 2024