Eliminatórias de CONMEBOL para la Copa Mundial de 2022FIFAワールドカップ 2022 カタール大会 南米予選

2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会の出場国を決める南米予選は10月8日に開幕し、8〜9日に南米各国で第1節が行われた。ウルグアイの首都モンテビデオで行われた「ウルグアイ×チリ」は、ウルグアイが接戦を制して白星発進を決めた。

今回の南米予選は元々3月に開幕する予定だったが、COVID-19（新型コロナウィルス感染症）のパンデミックで予選どころではなくなってしまったこともあり、開幕が約6ヶ月半延期していた。

チリは2分にアレクシス・サンチェスがペナルティエリアで右に流れながら右足を振り抜いたが、シュートはキーパーがキャッチ。対するウルグアイは7分にジョルジアン・デ・アラスカエータの間接フリーキックから決定機を演出すると、10分にはペナルティエリアの右端からフェデリコ・バルベルデが打ったシュートが、クロスバーの下を直撃するもゴールを割れずファーサイドへ流れる絶好機も作り出した。

すると34分、ウルグアイはブライアン・ロドリゲスがペナルティエリアの右側を上がってゴールライン際からクロスを上げると、近くにいたセバスティアン・ベガスの右腕にボールが当たる。ウルグアイのイレブンがハンドを主張すると、主審はVARチェックによる映像確認を経てウルグアイの主張を認めPKを与えた。このPKをルイス・スアーレスが決めて、ウルグアイが先制した。

後半、チリは立ち上がりの50分にオーバーラップしたニコラス・ディアスがペナルティエリアで背後からマルティン・カセレスのチャージを受けて転倒したが、主審がファウルとジャッジしなかったことにチリ代表のイレブンが憤慨。アルトゥーロ・ビダルやフランシスコ・シエラルタ、エドゥアルド・バルガスらが主審に詰め寄って抗議したが、それでも判定は変わらずチリにPKは与えられなかった。

それでもチリは53分に、チャルレ・アランギスからのパスをペナルティエリアで受けたアレクシス・サンチェスが右足でゴールに流し込んで 1-1 とした。

ウルグアイは60分に途中出場のナイタン・ナンデスが右サイドを上がって中央にボールを折り返したが、ジョルジアン・デ・アラスカエータのオーバーヘッドキックはジャストミートせず、ボールはファーサイドへ流れた。

同点のまま追加された後半のアディショナルタイムは4分。ウルグアイは92分にロングフィードをペナルティエリアに送って相手のクリアを誘うと、セカンドボールをペナルティアークでトラップした途中出場のマキシミリアーノ・ゴメスが、右足で低く抑えたシュートをゴールネットに突き刺して勝ち越しに成功。そしてこのゴールが決勝点となった。

ウルグアイは次節、敵地に乗り込んでエクアドルと対戦予定。チリは次節、自国にコロンビアを迎え撃つ。

FIFAワールドカップ 2022 カタール大会 南米予選　第1節　（2020/10/08）
ウルグアイ	2-1	チリ
マルティン・カンパーニャ	GK	ガブリエル・アリアス
マルティン・カセレス セバスティアン・コアーテス ディエゴ・ゴディン マティアス・ビニャ	DF	パウロ・ディアス フランシスコ・シエラルタ セバスティアン・ベガス ニコラス・ディアス （エンソ・ロコ）
フェデリコ・バルベルデ ロドリーゴ・ベンタンクール （マウロ・アランバリ） ブライアン・ロドリゲス （マキシミリアーノ・ゴメス） ジョルジアン・デ・アラスカエータ （ジョナタン・ロドリゲス） ニコラス・デ・ラ・クルス （ナイタン・ナンデス）	MF	アルトゥーロ・ビダル クラウディオ・バエーサ ホセ・フエンサリーダ （ビクトル・ダビラ） チャルレ・アランギス
ルイス・スアーレス	FW	エドゥアルド・バルガス （セサル・ピナーレス） アレクシス・サンチェス
（PK）　ルイス・スアーレス　38 マキシミリアーノ・ゴメス　90+2	ゴール	53　アレクシス・サンチェス
セバスティアン・コアーテス ロドリーゴ・ベンタンクール マキシミリアーノ・ゴメス	イエロー カード	フランシスコ・シエラルタ クラウディオ・バエーサ
オスカル・タバーレス	監督	レイナルド・ルエーダ
主審：　エベル・アキーノ　（チリ） 会場：　エスタディオ・センテナリオ　（モンテビデオ）