Campeonato Carioca 2021カンピオナート・カリオカ 2021

5月8〜9日に行われたカンピオナート・カリオカの準決勝 2nd.Leg 。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われた「フラメンゴ×ボウタ・ヘドンダ」は、“ガビゴウ”ことブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザの2ゴールなどでフラメンゴが快勝した。

ボウタ・ヘドンダは開始1分にセットプレイからゴールネットを揺らすも、オフサイドでノーゴールに。一方のフラメンゴは11分、ビチーニョからのパスを前線で受けた“ガビゴウ”が左のスペースへスルーパスを出すと、誰もいないところを駆け上がったミシャエウがペナルティエリアでトラップしたボールを右足でゴールに流し込み先制した。

20分には自陣からのフィードを相手陣内で受けたペドロが相手選手を引きつけてフリーの“ガビゴウ”にボールを預けると、ヘディングでペナルティエリアまでボールを運んだ“ガビゴウ”はシュートフェイントで相手キーパーのステップを止めて、左足でゴールに沈めて 2-0 とした。

26分にビチーニョのミドルシュートで追加点を狙ったフラメンゴは、32分にはスルーパスで右サイドをオーバーラップしたマテウジーニョの折り返しにペドロが左足で反応したが、シュートはクロスバーを直撃。“ガビゴウ”がセカンドボールを拾ってシュートに持ち込んだが、今度はキーパーが身を挺してゴールを死守した。さらに37分にはカウンターから“ガビゴウ”のパスを受けたミシャエウが左足を振り抜いたが、シュートは枠を捉えられない。それでも42分、“ガビゴウ”とのワンツーでペナルティエリアに達したマテウジーニョがボールを“ガビゴウ”に返すと、ペナルティエリアの狭いところを強引にドリブル突破した“ガビゴウ”が角度のないところから右足でゴールに蹴り込んで突き放した。

後半、フラメンゴは立ち上がりの48分にダメ押しの4点目を奪取。自陣からの素早いリスタートで前線に送られたフィードをビチーニョがトラップしてペナルティエリアに達すると、左足のシュートフェイントで右足にボールを持ち替えたビチーニョは利き足でない右でゴールネットに突き刺した。

この試合で随所に顔を出して大車輪の活躍をみせた“ガビゴウ”は、71分に交代するとホジェーリオ・セニ監督に笑顔で出迎えられ抱擁で労われた。

ボウタ・ヘドンダは後半の終了間際にPKを得て1点を返したが、焼け石に水。後半のアディショナルタイムはほとんど取られることなく、91分にタイムアップの笛が鳴った。

カンピオナート・カリオカ 2021　準決勝 2nd.Leg　（2021/05/08）
フラメンゴ	4-1	ボウタ・ヘドンダ
ガブリエウ・バチスタ	GK	アンドレイ
マテウジーニョ グスターボ・エンリーキ レオ・ペレイラ ハモン	DF	オリベイラ ガブリエウ・ペレイラ （ダビソン） エイトル ルイス・パウロ
ウーゴ・モウラ （ルーカス・アンドレ） マックス （ゴメス） ミシャエウ （ガブリエウ・バホス） ビチーニョ （ホドリーゴ・ムニス）	MF	ブルーノ・バハ （ワリソン） エメルソン （イロシ） ルシアーノ・ナニーニョ （マルコス・ベベ）
ガブリエウ・バルボーザ （エベルトン・ヒベイロ） ペドロ	FW	アレフ・マンガ ジョアン・カルロス MV （カイオ・ビットル）
ミシャエウ　11 ガブリエウ・バルボーザ　20 ガブリエウ・バルボーザ　42 ビチーニョ　48	ゴール	90　ジョアン・カルロス　（PK）
レオ・ペレイラ ミシャエウ マテウジーニョ ゴメス	イエロー カード	ブルーノ・バハ アレフ・マンガ ワリソン ダビソン
ホジェーリオ・セニ	監督	ネト・コルッチ
主審：　フェリッピ・ダ・シウバ・ゴンサウベス・パルード 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）