Copa do Brasil 2021コパ・ド・ブラジウ 2021

8月3〜5日に各地で行われたコパ・ド・ブラジウの決勝トーナメント1回戦 2nd.Leg 。バイーア州のフェイラ・ジ・サンターナで行われた「バイーア×アトレチコ・ミネイロ」は、バイーアが勝利。だが、この日敗れたアトレチコ・ミネイロが2試合合計スコアで上回ってベスト8に勝ち進んだ。

試合は、1st.Leg を 0-2 で落としているバイーアが先制。11分、相手のクリアボールを胸でトラップしたホドリギーニョが右足で中央へ浮かせると、ゴールまで約30mの位置でトラップしたホッシが右足でロングシュートを打った。キーパーの手前でスライスしながらバウンドしたボールは、体を倒したキーパーと芝の隙間をすり抜けてゴールネットに突き刺さり、バイーアは2試合合計スコアを 1-2 と1点差にした。

押し込むバイーアは29分にコーナーキックから絶好機を演出したが、ルイス・オタービオのヘディングシュートはキーパーがゴールライン上で弾き、セカンドボールはゴールエリアでフリーになっていたヘルマン・コンティが右足で合わせるも、ボールはガラ空きのゴールに向かわず浮いてしまった。

それでも前半のアディショナルタイムに、左サイドを上がったルーカス・ムグニが上げたクロスに、ジュニーニョ・カピシャーバがヘディングでゴールに叩き込んで、バイーアは前半のうちに2試合合計スコアをタイに戻した。

アトレチコ・ミネイロのクッカ監督は、後半の開始から19歳の元U-18コロンビア代表MFディラン・ボレーロ、チリ代表FWエドゥアルド・バルガス、そして"ナチョ”ことアルゼンチン代表MFイグナシオ・フェルナンデスの3人を投入。するとこの采配はハマり、アトレチコ・ミネイロは前半とは打って変わって攻撃のリズムが向上した。

アトレチコ・ミネイロが奪ったゴールは、前述の交代選手によって生み出された。62分、右サイドでパスを受けたディラン・ボレーロがクロスを上げると、エドゥアルド・バルガスがヘディングでゴール隅に流し込んだ。そしてこのゴールが、両者の命運を左右する重要な意味を持つ。

アトレチコ・ミネイロは1点差で敗れたものの、2試合合計スコア 3-2 で準々決勝に進出。

コパ・ド・ブラジウ 2021　決勝トーナメント1回戦 2nd.Leg　（2021/08/04）
バイーア	2-1	アトレチコ・ミネイロ
マテウス・テイシェイラ	GK	エベルソン
ニノ・パライーバ ヘルマン・コンティ ルイス・オタービオ ジュニーニョ・カピシャーバ	DF	マリアーノ （グーガ） ヘーベル ジュニオール・アロンソ ドド
パトリッキ・ジ・ルッカ （ルーカス・アラウージョ） ダニエウ ルーカス・ムグニ （トニー・アンデルソン）	MF	ジャイル （ネト） アラン チェ・チェ （エドゥアルド・バルガス）
ホドリギーニョ （ホナウド・セーザル） ジウベルト ホッシ （オスカル・ルイス）	FW	ジェフェルソン・サバリーノ （ディラン・ボレーロ） フゥキ エドゥアルド・サッシャ （イグナシオ・フェルナンデス）
ホッシ　11 ジュニーニョ・カピシャーバ　45+1	ゴール	62　エドゥアルド・バルガス
ホッシ ルイス・オタービオ トニー・アンデルソン	イエロー カード	イグナシオ・フェルナンデス エドゥアルド・バルガス ディラン・ボレーロ アラン エベルソン
ダド・カバウカンチ	監督	クッカ
主審：　ビニシウス・ゴンサウベス・ジアス・アラウージョ 会場：　エスタジオ・ジョイア・ダ・プリンセーザ　（フェイラ・ジ・サンターナ）