
- Seleção Brasileiraブラジル代表

レッドリスト国問題に揺れるセレソン フゥキ、ミランダらベテラン選手が代表復帰を果たす
ブラジル代表のチッチ監督が9月のワールドカップ南米予選に臨むメンバーの追加招集9人を発表

▲ 27日に追加招集の9人を発表したブラジル代表のチッチ監督(右)。左は代表でコーディネーターを務めるジュニーニョ・パウリスタ氏(写真提供:CBF)
【関連リンク】2021年8月27日に確定されたブラジル代表メンバー
当初はコパ・アメリカと比較すると大差のない顔ぶれだったが、イングランドのプレミアリーグが24日にCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染症対策の一環として、レッドリスト国に指定された国に代表選手を派遣させない決定を下し、ヒシャリソン(エヴァートン)やガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)、アリソン・ベッケル(リヴァプール)らを代表に招集できなくなってしまった。これを受けて、チッチ監督は招集できなくなった選手に代わる9人を追加招集することを決めた。
9人中5人は現在ブラジル国内でプレイする30代のベテラン選手で、35歳のフゥキ(アトレチコ・ミネイロ)を筆頭に、36歳のミランダ(サンパウロ)、31歳のエデニウソン(インテルナシオナウ)などを招集。エデニウソンは31歳で初めてのセレソン入りとなった。
残りの4人は24歳以下の選手で、今季フラメンゴからマルセイユ(フランス)に渡ったジェルソンや、レアル・マドリー(スペイン)所属のビニシウス・ジュニオールらを招集。マテウス・ヌーニス(スポルティング)、マウコン(ゼニト・サンクトペテルブルク)などの名前も挙がった。
今回、追加招集された9人は、下記の通り。
・GK エベルソン(アトレチコ・ミネイロ)
・GK サントス(アトレチコ・パラナエンセ)
・DF ミランダ(サンパウロ)
・MF エデニウソン(インテルナシオナウ)
・MF ジェルソン(マルセイユ)
・MF マテウス・ヌーニス(スポルティング)
・FW フゥキ(アトレチコ・ミネイロ)
・FW マウコン(ゼニト・サンクトペテルブルク)
・FW ビニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)
今回の措置を受けて、CBF(ブラジルサッカー連盟)は追加招集された選手が所属するクラブチームについて、ブラジレイロン(カンピオナート・ブラジレイロ)の公式戦を延期することも併せて発表している。
ブラジル代表は9月の南米予選で、2日に敵地でチリと、5日と9日にはホームでアルゼンチン、ペルーとそれぞれ対戦予定。
2021.08.27
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