Campeonato Brasileiro Serie A 2021ブラジル全国選手権 1部 2021

10月16〜18日に各地で行われたカンピオナート・ブラジレイロの第27節。ゴイアス州の州都ゴイアニアで行われた「アトレチコ・ゴイアニエンセ×アトレチコ・ミネイロ」は、アトレチコ・ゴイアニエンセが逆転勝利を収めた。

前半、アトレチコ・ゴイアニエンセは34分にジャンデルソンがペナルティエリアで二人の間を抜いてシュートを打つと、キーパーが弾き返したボールをペナルティエリアの手前でトラップしたゼ・ホベルトが右足でミドルシュートに及んだ。しかしいずれもキーパーのファインセーブに遭い、アトレチコ・ゴイアニエンセは大きなチャンスをものにできなかった。

0-0 で迎えた後半。52分にブラジル代表DFギリェルミ・アラーナのミドルシュートでチャンスメイクしたアトレチコ・ミネイロは、58分に先制。“ナチョ”ことアルゼンチン代表MFイグナシオ・フェルナンデスのコーナーキックに、ナタン・シウバが頭で合わせての先制ゴールだった。

ところが、首位独走中のアトレチコ・ミネイロは64分にパスミスから失点する。自陣でチェ・チェが出したバックパスをインターセプトされると、マイボールにしたアトレチコ・ゴイアニエンセはダイレクトパスをつないでマルロン・フレイタスがペナルティエリアの右側へスルーパスを出した。そこに駆け込んだジャンデルソンが右足でゴールに流し込んで、スコアをタイに戻した。

するとアトレチコ・ゴイアニエンセは終盤に逆転。81分のコーナーキックはクリアされるも、ボールを右サイドに送ってコーナーキックを蹴ったジャンデルソンの足元に戻すと、ジャンデルソンは右足を振り抜いてシュート性のクロスを供給。ゴールエリアの手前を横断したボールがオリベイラに通ると、トラップで少し浮かせたボールを右足ボレーでゴールネットに突き刺した。そしてこれが決勝点となった。

アトレチコ・ゴイアニエンセは勝ち点を34に伸ばして、残留に向けて前進。一方、首位アトレチコ・ミネイロは今季4敗目を喫したものの、首位独走態勢に変わりはない。

カンピオナート・ブラジレイロ 2021　第27節　（2021/10/17）
アトレチコ・ゴイアニエンセ	2-1	アトレチコ・ミネイロ
フェルナンド・ミゲウ	GK	エベルソン
アルナウド （オリベイラ） ワンデルソン エデル イーゴル・カリウース	DF	グーガ （イオハン） ナタン・シウバ ジュニオール・アロンソ ギリェルミ・アラーナ
ウィリアン・マラニョン バラーリャス （マルロン・フレイタス） アンドレ・ルイス （ジェフェルソン）	MF	チェ・チェ （ディラン・ボレーロ） アラン マティアス・サラーチョ （カレービ） イグナシオ・フェルナンデス ケーノ （エドゥアルド・サッシャ）
ジャンデルソン ゼ・ホベルト （ブライアン・モンテネグロ） ホナウジ （ジョアン・パウロ）	FW	フゥキ
ジャンデルソン　64 オリベイラ　81	ゴール	58　ナタン・シウバ
ゼ・ホベルト	イエロー カード
エドゥアルド・ソウザ	監督	クッカ
主審：　ハファエウ・クラウス 会場：　エスタジオ・アントニオ・アクシオリ　（ゴイアニア）