Campeonato Carioca 2022カンピオナート・カリオカ 2022

3月5〜7日に行われたカンピオナート・カリオカのグアナバーラ杯第10節。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われたクラシコ「フラメンゴ×バスコ・ダ・ガマ」は、フラメンゴが終盤に勝ち越しに成功して接戦を制した。

先制したのはフラメンゴ。10分、コーナーキックをニアサイドでトラップしたウィリアン・アロンが振り返って左足でクロスを上げると、元ブラジル代表DFフィリッピ・ルイスがヘディングでゴールに押し込んだ。

バスコは30分にコーナーキックで決定機を演出したが、ネネのショートコーナーに合わせたゼ・ガブリエウのヘディングシュートはキーパーに左手一本で弾き出され、追いつけなかった。

後半、バスコは立ち上がりに追いつく。50分、ウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータから奪い取ったボールをガブリエウ・ペキがドリブルで駆け上がって自陣から相手陣内へ移動すると、ガブリエウ・ペキはそのままドリブルで相手陣内を前進。元ブラジル代表DFダビ・ルイスが間合いを詰めそうになったペナルティエリアの手前で、ガブリエウ・ペキは右足を振り抜いてファーサイドのポストの内側に当てるミドルシュートを決めて、スコアをタイに戻した。

フラメンゴはブラジル代表FWペドロを投入して3トップに変更したが、バスコも次々にアタッカンチ（ポルトガル語でフォワード）を投入し、こちらも3トップに変更。互いに追加点を取るべく、攻めの姿勢を崩さなかった。

決勝点は89分に生まれた。左サイドでボールを持ったビチーニョがアラスカエータにボールを預けると、アラスカエータはペナルティエリアの外で右足を振り抜いた。ボールはキーパーの右手をかすめてゴールネットに突き刺さり、アラスカエータは上を脱いで喜びを爆発させた。

勝ったフラメンゴは2位で準決勝進出を決めた一方、バスコは3位に留まるも準決勝進出が決まった。

カンピオナート・カリオカ 2022　グアナバーラ杯 第10節　（2022/03/06）
フラメンゴ	2-1	バスコ・ダ・ガマ
ウーゴ・ソウザ	GK	チアゴ・ホドリギス
マテウジーニョ （ホジネイ） ファブリッシオ・ブルーノ （マリーニョ） ダビ・ルイス フィリッピ・ルイス	DF	レオ・マトス ファン・セバスティアン・キンテーロ アンデルソン・コンセイソン エジマール
ウィリアン・アロン （ペドロ） アンドレアス・ペレイラ （ゴメス） エベルトン・ヒベイロ （ビチーニョ） ジョルジアン・デ・アラスカエータ	MF	ゼ・ガブリエウ （アンドレイ・ドス・サントス） ジュニーニョ （ルイス・エンリーキ） ガブリエウ・ペキ （ジョン・サンチェス） ネネ ヒケウミ （フィゲイレード）
ガブリエウ・バルボーザ ブルーノ・エンリーキ	FW	ジェトゥーリオ （ハニエウ）
フィリッピ・ルイス　10 ジョルジアン・デ・アラスカエータ　89	ゴール	50　ガブリエウ・ペキ
アンドレアス・ペレイラ ウィリアン・アロン ジョルジアン・デ・アラスカエータ	イエロー カード	ジュニーニョ アンデルソン・コンセイソン フィゲイレード
パウロ・ソウザ	監督	ゼ・ヒカルド
主審：　ハファエウ・マルチンス・ジ・サー 会場：　エスタジオ・ド・エンジェニョン　（リオ・デ・ジャネイロ）