Campeonato Paulista 2022カンピオナート・パウリスタ 2022

3月12〜13日に行われたカンピオナート・パウリスタの第11節。サンパウロ州の州都サンパウロで行われたクラシコ「パウメイラス×サントス」は、パウメイラスが接戦を制した。

パウメイラスは2分に元アルビレックス新潟のホニがペナルティエリアで左足を振り抜くと、10分にはグスターボ・スカルパが左足でミドルシュートを打って攻撃のリズムを作った。20分には右からの折り返しにホニがバイシクルシュートで合わせ、枠は捉えられなかったが何度も相手ゴールを脅かした。

対するサントスは29分、右からのクロスにヒカルド・ゴラールが頭で合わせたが、ボールはポストに当たってキーパーにキャッチされる。パウメイラスは36分に右からのロングスローにホニがバイシクルシュートで合わせたが、シュートは枠を捉えられず。44分にはドゥドゥが右からのクロスに合わせ、キーパーのファインセーブに遭うも決定機を作り出した。

すると前半のアディショナルタイム、コーナーキックから生まれたセカンドボールをゼ・ハファエウがシュートに持ち込むと、キーパーが再び弾いたボールをクリアしようとエミリアーノ・ベラスケスが右足を高く上げたところで、ヘディングシュートを試みたベンハミン・クセビッチの顔を蹴り上げる形になってしまう。主審はベラスケスに2枚目のイエローカードを出して、サントスは数的不利に陥った。そしてこのファウルで得たPKをハファエウ・ベイガが決めて、パウメイラスが前半の終了間際に先制した。

後半、パウメイラスは立ち上がりにドゥドゥが折り返したボールをホニがゴールに押し込もうとしたが、右足を伸ばすもシュートは枠を捉えられない。64分には左サイドを崩す攻撃から、味方のシュートのこぼれ球にゼ・ハファエウが反応したが、シュートは相手に阻まれた。

接戦を制したパウメイラスは、グループCの首位が確定。一方のサントスは、グループDで3位に甘んじているものの、残り2試合を連勝すれば、準々決勝に自力で進出できる状況にはある。

カンピオナート・パウリスタ 2022　第11節　（2022/03/13）
パウメイラス	1-0	サントス
ウェベルトン	GK	ジョアン・パウロ
マイキ （マルコス・ホッシャ） グスターボ・ゴメス ベンハミン・クセビッチ ジョルジ	DF	アウロ （ガブリエウ・ピラーニ） エミリアーノ・ベラスケス エドゥアルド・バウエルマン ルーカス・ピレス
ジャイウソン ゼ・ハファエウ （ウェズレイ） グスターボ・スカルパ （エドゥアール・アトゥエスタ） ハファエウ・ベイガ （デイベルソン）	MF	カイーキ サンドリ （カマーショ） ビニシウス・ザノセーロ （ビニシウス・バレイロ） ルーカス・バルボーザ ヒカルド・ゴラール （マルコス・レオナルド）
ドゥドゥ ホニ （ハファエウ・ナバーホ）	FW	アンジェロ・ガブリエウ （ルーカス・ブラーガ）
ハファエウ・ベイガ　45+4	ゴール
マルコス・ホッシャ	イエロー カード	アウロ ルーカス・ピレス
	レッド カード	エミリアーノ・ベラスケス
アベル・フェレイラ	監督	ファビアン・ブストス
主審：　ハファエウ・クラウス 会場：　アリアンツ・パルキ　（サンパウロ）