Campeonato Paulista 2022カンピオナート・パウリスタ 2022

3月26〜27日に行われたカンピオナート・パウリスタの準決勝。サンパウロ州の州都サンパウロで行われた「パウメイラス×レッドブル・ブラガンチーノ」は、パウメイラスが接戦を制して決勝進出を果たした。

グスターボ・ゴメスがパラグアイ代表に招集されていたが、累積警告で最終節のペルー戦に出場できなくなったため、一足先に代表を離脱してパウメイラスに戻ってきてスタメンに名を連ねた。

試合は、パウメイラスが2分に先制。セットプレイでマルコス・ホッシャからボールを戻されたグスターボ・スカルパが左足でクロスを上げると、グスターボ・ゴメスがヘディングで折り返して、最後はムリーロが左足ボレーでゴールに蹴り込んだ。

パウメイラスは15分にカウンターで相手陣内を独走したドゥドゥが、ペナルティエリアに入って左へパスを出した。フリーでトラップしたグスターボ・スカルパは無人のゴールへ蹴り込んだが、その遙か前でドゥドゥがオフサイドとジャッジされたためノーゴールとなった。

するとレッドブル・ブラガンチーノは18分、セットプレイから空中で競り合ったボールを最後は21歳のエクアドル人DFレオナルド・レアルペがヘディングでゴールに押し込んで 1-1 とした。

次の1点を取ったのはパウメイラス。39分、右サイドのライン際でドゥドゥがペナルティエリアへ浮き球のスルーパスを出すと、そこに駆け込んだハファエウ・ベイガが右足でグラウンダーのクロスを供給。ゴールエリアへ滑り込んだ元アルビレックス新潟のホニが左足に当ててゴールに沈め、勝ち越しに成功した。

パウメイラスは42分にもグスターボ・ゴメスがフリーキックに頭で合わせてゴールネットを揺らしたが、オフサイドでノーゴールとなった。

後半、レッドブル・ブラガンチーノは早めの選手交代で攻撃的な選手を次々に投入したが、あと1点が遠く。対するパウメイラスは90分に決定機を演出したが、ウェズレイが折り返したボールに右足のアウトサイドで合わせたドゥドゥのシュートはポストを直撃して、3点目は奪えなかった。

パウメイラスは決勝で「サンパウロ vs コリンチャンス」の勝者と対戦。決勝はホーム＆アウェイで2試合行われる。

カンピオナート・パウリスタ 2022　準決勝　（2022/03/26）
パウメイラス	2-1	レッドブル・ブラガンチーノ
マルセーロ・ロンバ	GK	クレイトン
マルコス・ホッシャ グスターボ・ゴメス ムリーロ ホアキン・ピケレス	DF	アデルラン レオ・オルチス レオナルド・レアルペ  （ルーカス・エバンジェリスタ） ルアン・カンジード
ジャイウソン ゼ・ハファエウ ハファエウ・ベイガ グスターボ・スカルパ （ウェズレイ） ドゥドゥ （マイキ）	MF	ジャジソン・シウバ （プラシェジス） エリッキ・ハミーリス イオハン
ホニ （ガブリエウ・ベロン）	FW	エリーニョ （ギリェルミ） イターロ （ソヒーゾ） ブルーノ・トゥバロン （カルロス・エドゥアルド）
ムリーロ　02 ホニ　39	ゴール	18　レオナルド・レアルペ
ホニ ムリーロ ゼ・ハファエウ	イエロー カード	ジャジソン・シウバ レオナルド・レアルペ  エリーニョ アデルラン
アベル・フェレイラ	監督	マウリシオ・バルビエーリ
主審：　ルイス・フラービオ・ジ・オリベイラ 会場：　アリアンツ・パルキ　（サンパウロ）