Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022

4月16〜17日に行われたカンピオナート・ブラジレイロの第2節。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われた「フラメンゴ×サンパウロ」は、各国代表選手そろい踏みのゴールでフラメンゴが勝利を収めた。

フラメンゴは3分にブラジル代表MFエベルトン・ヒベイロが、5分には“ガビゴウ”ことブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザがそれぞれ枠内シュートを打って、攻撃の口火を切った。すると24分、ウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータが相手陣内で奪い取ったボールを左に送ると、ラザロがトラップしてすぐスルーパス。最終ラインの裏へ抜け出した“ガビゴウ”が、キーパーの股間を抜くシュートを左足で決めて先制した。

フラメンゴは37分にセットプレイからビッグチャンスを作ったが、ゴールエリアに飛び込んだ元ブラジル代表DFダビ・ルイスの右足ボレーは真上に蹴り上げてしまう。するとピンチをしのいだサンパウロは40分、元ブラジル代表DFハフィーニャのアーリークロスを元U-23アルゼンチン代表FWジョナタン・カレーリが頭で合わせて、1-1 とした。

後半も主導権はフラメンゴにあり、66分にはアラスカエータがポスト直撃の直接フリーキックを放つなど、優勢を保った。すると68分、ゴメスのスルーパスに合わせて右サイドをオーバーラップしたチリ代表DFマウリシオ・イスラが、クロスを上げる振りをしてカットインしペナルティエリアに侵入。最後は左足でファーサイドのゴールネットを揺らすシュートを決めて、勝ち越しに成功した。

68分には左サイドからカットインしたマリーニョが低いクロスを上げると、アラスカエータがしゃがみ込んで強引にヘディングで合わせ、ゴールに流し込み 3-1 。後半のアディショナルタイムに、ベルギー生まれでマンチェスター・ユナイテッド出身のアンドレアス・ペレイラが放った直接フリーキックはサイドネットを揺らしたが、フラメンゴは相手に主導権を譲らず完勝ともいえる内容で、フラメンギスタ（フラメンゴのサポーター）を満足させた。

カンピオナート・ブラジレイロ 2022　第2節　（2022/04/17）
フラメンゴ	3-1	サンパウロ
ウーゴ・ソウザ	GK	ジャンドレイ
ホジネイ （マウリシオ・イスラ） ウィリアン・アロン ダビ・ルイス フィリッピ・ルイス	DF	ハフィーニャ （イーゴル・ビニシウス） ジエゴ レオ ウェリントン （ヘイナウド）
ゴメス チアゴ・マイア エベルトン・ヒベイロ （マテウス・フランサ） ジョルジアン・デ・アラスカエータ （アンドレアス・ペレイラ） ラザロ （マリーニョ）	MF	パブロ・マイア （ガブリエウ・サラ） ホドリーゴ・ネストル イーゴル・ゴメス アリソン （アンドレ・アンデルソン）
ガブリエウ・バルボーザ （ペドロ）	FW	エデル  （ニコン） ジョナタン・カレーリ
ガブリエウ・バルボーザ　24 マウリシオ・イスラ　68 ジョルジアン・デ・アラスカエータ　71	ゴール	40　ジョナタン・カレーリ
ガブリエウ・バルボーザ ゴメス	イエロー カード	ハフィーニャ ジエゴ パブロ・マイア アンドレ・アンデルソン ヘイナウド レオ
パウロ・ソウザ	監督	ホジェーリオ・セニ
主審：　アンデルソン・ダロンコ 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）