- Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022
VARでゴールを二度取り消されるも攻め続けたパウメイラスが今季2勝目で上位に進出
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第6節 パウメイラス 2-0 レッドブル・ブラガンチーノ
▲ 終了間際にPKを決めたハファエウ・ベイガ(右)と肩を組んで喜ぶパラグアイ代表DFグスターボ・ゴメス(右)らパウメイラスのイレブン(写真提供:Globoesporte)
パウメイラスは3分に相手のクリアボールをグスターボ・スカルパが左足ボレーで合わせると、キーパーが弾いたこぼれ球に対してドゥドゥが右足を振り抜き、キーパーがボールを後逸してゴールを割る。ドゥドゥやパウメイレンセ(パウメイラスのサポーター)はゴールを確信したが、VARチェックの結果ドゥドゥがオフサイドだったことが判明したためノーゴールとなった。
パウメイラスは19分にショートコーナーから元アルビレックス新潟のホニがヘディングシュートを決めたが、グスターボ・スカルパがクロスを上げたタイミングでホニがオフサイドだったことがVARによりわかって、またもノーゴールとなる。それでも30分、右サイドのペナルティエリア付近でセットプレイを得ると、グスターボ・スカルパのフリーキックにダニーロが頭で合わせてパウメイラスが先制した。
後半もパウメイラスは、緩急織り交ぜた攻撃で主導権を掌握。追加点を取れずにいたが、後半のアディショナルタイムに待望の追加点を奪った。96分、レッドブル・ブラガンチーノはキーパーまでもがゴール前に上がるも相手にボールを奪われると、パウメイラスはすかさずカウンターアタック。ロングパスを受けて相手陣内を駆け上がったブレーノ・ロペスがペナルティエリアに達したところで、戻ってきたキーパーに追いつかれたが、ドリブルでキーパーを振り切ったブレーノ・ロペスはキーパーに両手で足を掛けられて転倒。このファウルで得たPKをハファエウ・ベイガが決めて、勝利を決定づけた。
今季はスロースタートのパウメイラスだが、6試合を終えて上位に浮上してきた。レッドブル・ブラガンチーノは暫定で7位につけている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第6節 (2022/05/14) | ||
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パウメイラス | 2-0 | レッドブル・ブラガンチーノ |
ウェベルトン | GK | クレイトン |
マイキ (グスターボ・ガルシア) グスターボ・ゴメス ムリーロ ジョルジ (バンデルラン) |
DF |
アデルラン レオ・レアルペ ナタン ギリェルミ (ナタン・カマルゴ) |
ダニーロ ゼ・ハファエウ (エドゥアール・アトゥエスタ) ハファエウ・ベイガ グスターボ・スカルパ |
MF |
ハウー エリッキ・ハミーリス (ルアン・カンジード) イオハン (アルトゥール) |
ドゥドゥ (ブレーノ・ロペス) ホニ (ハファエウ・ナバーホ) |
FW |
ブルーノ・トゥバロン (エリーニョ) ソヒーゾ ジャン・カルロス・ウルタード (イターロ) |
ダニーロ 30 (PK) ハファエウ・ベイガ 90+8 |
ゴール | |
マイキ グスターボ・ゴメス |
イエロー カード |
ナタン ナタン・カマルゴ |
アベル・フェレイラ | 監督 | マウリシオ・バルビエーリ |
主審: フラービオ・ホドリギス・ジ・ソウザ 会場: アリアンツ・パルキ (サンパウロ) |
2022.05.14
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