Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022

5月28〜30日に行われたカンピオナート・ブラジレイロの第8節。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われたクラシコ「フルミネンセ×フラメンゴ」は、フラメンゴが逆転勝利を収めた。

先制したのはフルミネンセで、10分にマノエウがコーナーキックにヘディングで競ると、ゴールエリアで元U-20アルゼンチン代表FWヘルマン・カノがダイビングヘッドによるシュートを決めた。

フラメンゴは32分にブラジル代表FWブルーノ・エンリーキが左から上げたクロスを、ブラジル代表MFエベルトン・ヒベイロが右足のジャンピングボレーで合わせたが、シュートは枠を捉えられない。それでもその2分後に、ベルギー生まれでマンチェスター・ユナイテッド出身のブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラが、ペナルティアークにこぼれたボールを右足でゴールに流し込んで 1-1 とした。

後半、フルミネンセは50分、53分とフィニッシュに持ち込んだが、追加点を得られない。対するフラメンゴは56分、相手陣内をドリブルで上がったアンドレアス・ペレイラが”ガビゴウ”ことブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザとのワンツーでペナルティエリアに到達。アンドレアス・ペレイラはシュートでなくパスを選択すると、ゴール前に駆け込んだ”ガビゴウ”が右足でゴールに蹴り込んだ。サムエウ・シャビエルがゴール寸前でクリアしたかに思われたが、その前にボールはゴールを割っていたとの判定で、フラメンゴが逆転に成功した。

フルミネンセは69分にスルーパスでマテウス・マルチンスがキーパーと1対1になったが、右足でシュートはキーパーが右手でブロック。73分にはルイス・エンリーキがコーナーキックに頭で合わせたが、枠を捉えたボールはキーパーのファインセーブに遭った。さらに後半のアディショナルタイムにはマテウス・マルチンスが右足でミドルシュートを打ったが、枠を捉えたボールはまたもキーパーによって外に弾き出され、フルミネンセは追加点が取れなかった。

敗れたフルミネンセは11位に後退した一方、守護神のファインセーブ連発もあって勝ったフラメンゴは連勝8位に浮上した。

カンピオナート・ブラジレイロ 2022　第8節　（2022/05/29）
フルミネンセ	1-2	フラメンゴ
ファービオ	GK	ウーゴ・ソウザ
サムエウ・シャビエル （ジョン・ケネジ） マノエウ デイビッジ・ブラス （フェリッピ・メロ） イアゴ・フェリッピ （カイオ・パウリスタ）	DF	マテウジーニョ （マウリシオ・イスラ） ホドリーゴ・カイオ ダビ・ルイス アイルトン・ルーカス
ウェウリントン （マテウス・マルチンス） アンドレ ジョン・アリアス （ウィリアン） ガンソ	MF	ウィリアン・アロン アンドレアス・ペレイラ  ジョルジアン・デ・アラスカエータ  （ペドロ） エベルトン・ヒベイロ （ビチーニョ）
ルイス・エンリーキ ヘルマン・カノ	FW	ガブリエウ・バルボーザ （ラザロ） ブルーノ・エンリーキ （パブロ）
ヘルマン・カノ　10	ゴール	34　アンドレアス・ペレイラ  56　ガブリエウ・バルボーザ
イアゴ・フェリッピ アンドレ	イエロー カード	ガブリエウ・バルボーザ マテウジーニョ ダビ・ルイス アンドレアス・ペレイラ  ラザロ
デイビッジ・ブラス	レッド カード	ホジネイ
フェルナンド・ジニス	監督	パウロ・ソウザ
主審：　ハファエウ・クラウス 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）