- Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022
3連敗中のフラメンゴがやっと覚醒 “ガビゴウ”のゴールなどで4試合ぶりの勝利を収める
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第12節 フラメンゴ 2-0 クイアバー
▲ 78分にゴールを決めて駆け出す“ガビゴウ”ことブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザ(写真提供:Gazeta Press)
3連敗中のフラメンゴは、6分に先制。左サイドをオーバーラップしたアイルトン・ルーカスがドリブルで最終ラインを突破すると、ゴールラインの近くから左足でクロスを供給。ところがボールはクロスではなく、スライスが掛かってゴールへと向かい、キーパーは慌ててクリアしようとしたが、右手で弾いたボールは外に掻き出せなかった。
フラメンゴは19分に、“ガビゴウ”ことブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザのアーリークロスにウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータが頭で合わせたが、ボールはポストを直撃。さらに直後の21分にはペナルティエリアで転倒したブラジル代表FWブルーノ・エンリーキが、左膝を負傷して立てなくなってしまい、負傷退場するアクシデントにも見舞われた。
フラメンゴは39分に右からのクロスを“ガビゴウ”が左足ボレーでゴールに沈めたが、オフサイドでノーゴールに。その後もフラメンゴはボールを支配して圧倒的に攻めたが、75分の決定機ではエベルトン・ヒベイロのシュートがクロスバーを直撃するなど、ゴールを決められそうで決められない場面が何度かあった。
それでも78分、ビチーニョからのパスを左サイドで受けたアラスカエータがスルーパスを出すと、最終ラインの裏へ抜け出してペナルティエリアに入った“ガビゴウ”が左足でゴールに流し込んで、勝利を決定づけた。
連敗を3で止めたフラメンゴは9位に浮上した一方、敗れたクイアバーは降格圏内の18位に低迷している。
カンピオナート・ブラジレイロ 2022 第12節 (2022/06/15) | ||
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フラメンゴ | 2-0 | クイアバー |
ジエゴ・アウベス | GK | ワウテル |
マテウジーニョ パブロ ダビ・ルイス (レオ・ペレイラ) アイルトン・ルーカス |
DF |
ジョアン・ルーカス マルロン パウロン ウエンデウ |
ゴメス アンドレアス・ペレイラ エベルトン・ヒベイロ (ジエゴ) ジョルジアン・デ・アラスカエータ (ウィリアン・アロン) |
MF |
カミーロ ホドリギーニョ (バウジービア) ハファエウ・ガバ (ケルビン・オソーリオ ) |
ガブリエウ・バルボーザ (ペドロ) ブルーノ・エンリーキ (ビチーニョ) |
FW |
アンドレ・ルイス (ジェニソン) アンドレ (ジョナタン・カフー) フェリッピ・マルキス (マルコン・シウバ) |
アイルトン・ルーカス 06 ガブリエウ・バルボーザ 78 |
ゴール | |
ビチーニョ | イエロー カード |
アンドレ カミーロ |
ドリバウ・ジュニオール | 監督 | アントニオ・オリベイラ |
主審: サビオ・ペレイラ・サンパイオ 会場: エスタジオ・ド・マラカナン (リオ・デ・ジャネイロ) |
2022.06.15
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