Torneo Grita México Clausura 2022メキシコ1部リーグ 2022 前期

7月29〜31日に行われたリーガMX（メキシコ1部リーグ）の2022年前期第6節。レオンで行われた「レオン×クルブ・アメリカ」は、レオンが点の取り合いを制した。

15分にロングシュートで最終ラインの裏へ抜け出したコスタリカ代表FWジョエル・キャンベルのシュートでチャンスメイクしたレオンは、31分に先制。センターサークルからのパスを右サイドで受けたチリ代表FWビクトル・ダビラがドリブルでペナルティエリアの手前まで移動すると、カットインして左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

クルブ・アメリカは前半のアディショナルタイムに、チリ代表MFディエゴ・バルデスが左サイドからクロスを上げると、ペナルティエリアでトラップしたメキシコ代表FWエンリ・マルティンが角度のないところから右足でゴールに流し込んで追いついた。

後半、クルブ・アメリカは53分、56分、59分と立て続けに決定機を演出したが、相手の好守もあって逆転できない。対するレオンは65分、右サイドをオーバーラップしたエクアドル代表DFバイロン・カスティージョがグラウンダーのクロスを上げると、オスバルド・ロドリゲスが左足で合わせてゴールに沈め、2-1 と勝ち越しに成功した。

クルブ・アメリカは70分にアレハンドロ・センデハスがペナルティエリアで右足を振り抜いたが、シュートは浮いてしまう。それでも80分、左からのクロスがゴール前でルーズボールになったところを、エンリ・マルティンが右足でゴールに陥れて再び追いついた。

レオンは85分にルイス・フエンテスの足首を踏みつけてしまったホセ・ロドリゲスが、レッドカードで退場し数的不利に陥ってしまう。それでも10分設けられた後半のアディショナルタイムの10分目に、ルーカス・ディ・ヨリオがペナルティエリアで足を蹴られて転倒。VARのオンフィールドレビューでファウルを確認した主審はレオンにPKを与えて、このPKをエクアドル代表MFアンヘル・メナが決めて、終了直前に三度勝ち越しに成功した。

勝ったレオンは6位に浮上。敗れたクルブ・アメリカは15位に転落した。

リーガ BBVA Bancomer MX （メキシコ1部リーグ） 2022 前期　第6節　（2022/07/31）
レオン	3-2	クルブ・アメリカ
ロドルフォ・コータ	GK	ギジェルモ・オチョア
バイロン・カスティージョ （ホセ・ラミーレス） ハイネ・バレイロ パウル・ベロン オスバルド・ロドリゲス	DF	ホルヘ・サンチェス エミーリオ・ララ （セバスティアン・カセレス ） ネストル・アラウーホ ルイス・フエンテス
ホセ・ロドリゲス ルイス・モンテス （フェデリコ・マルティネス） ジョエル・キャンベル ジャイロ・モレーノ （アンヘル・メナ）	MF	ペドロ・アキーノ  （リチャール・サンチェス ） アルバロ・フィダルゴ  アレハンドロ・センデハス （フルジェン・ダン） ディエゴ・バルデス  （フェデリコ・ビニャス ）
ルーカス・ディ・ヨリオ ビクトル・ダビラ （ホルヘ・ディアス）	FW	エンリ・マルティン ジョナタン・ロドリゲス
ビクトル・ダビラ　31 オスバルド・ロドリゲス　65 （PK）アンヘル・メナ　90+15	ゴール	45　エンリ・マルティン 80　エンリ・マルティン
バイロン・カスティージョ アンヘル・メナ	イエロー カード	エミーリオ・ララ ペドロ・アキーノ  ディエゴ・バルデス
ホセ・ロドリゲス	レッド カード
レナート・アルベス	監督	フェルナンド・オルティス
主審：　オスカル・マシアス・ロモ 会場：　エスタディオ・ノウ・カンプ　（レオン）