Campeonato Brasileiro Serie A 2022ブラジル全国選手権 1部 2022

11月12〜13日に行われたカンピオナート・ブラジレイロの第38節。サンパウロ州のサントスで行われた「サントス×フォルタレーザ」は、元アルビレックス新潟のブラジル代表FWチアゴ・ガリャルドのゴールなどでフォルタレーザが最終戦を白星で締めくくった。

7分と11分にチャンスメイクしたフォルタレーザに対し、サントスは16分に味方のシュートのこぼれ球をマルコス・レオナルドが右足で狙うも、フリーで打ったシュートは枠を捉えられず。フォルタレーザは18分に速攻からチアゴ・ガリャルドがダイビングヘッドを披露したが、こちらも枠を捉えられなかった。

フォルタレーザは35分にカウンターからホマリーニョがフィニッシュに持ち込んだが、枠を捉えたボールはキーパーに弾き返されて前半は無得点に終わった。

フォルタレーザは後半に先制する。65分、アーリークロスをエルクリスが左足で折り返してチンガが左足に当てて軽く浮かせると、最後はチアゴ・ガリャルドがヘディングでゴールに押し込んだ。副審の旗は上がったが、VARチェックの結果ゴールが認められた。

他力本願ながら、勝てばリベルタドーレス出場権獲得の可能性もあるフォルタレーザは79分に追加点を奪取。味方が落としたボールを前線でトラップしたシルビオ・ロメーロが最終ラインの裏へスルーパスを出すと、左サイドから駆け込んだモイゼスが右足でゴールに流し込んだ。

同時刻の試合でアメリカ・ミネイロが引き分けに終わり、ボタフォゴは敗れたことで、勝ったフォルタレーザは8位に浮上。シーズンの前半は降格圏に低迷していたフォルタレーザだが、最終的にリベルタドーレス出場権を獲得するところまで這い上がった。

試合後、チアゴ・ガリャルドは「うれしい。これは多くの努力の結果だ」とコメント。フォルタレーザは昨年に続き、2年連続でリベルタドーレスに参戦することとなった。

対照的に、降格こそしなかったものの低調続きのサントスに対しては、スタンドからサポーターがコーチ陣らを代えるよう訴える一幕もあった。

カンピオナート・ブラジレイロ 2022　第38節　（2022/11/13）
サントス	0-2	フォルタレーザ
ジョアン・パウロ	GK	フェルナンド・ミゲウ
ナタン （タイウソン） ルイス・フェリッピ マイコン ルーカス・ピレス	DF	チンガ エマヌエル・ブリーテス  チチ ジュニーニョ・カピシャーバ
ロドリーゴ・フェルナンデス カマーショ （ビニシウス・バレイロ） サンドリ （フワン）	MF	カイオ・アレシャンドレ ジョゼ・ウェリソン エルクリス （ホナウジ）
ガブリエル・カラバハル （ルーカス・バルボーザ） マルコス・レオナルド アンジェロ・ガブリエウ	FW	チアゴ・ガリャルド （シルビオ・ロメーロ ） ペドロ・ホッシャ （ルーカス・サッシャ） ホマリーニョ （モイゼス）
	ゴール	65　チアゴ・ガリャルド 79　モイゼス
ロドリーゴ・フェルナンデス	イエロー カード	カイオ・アレシャンドレ ジョゼ・ウェリソン
（暫定監督）オルランド・ヒベイロ	監督	ファン・パブロ・ボイボーダ
主審：　ワギネル・ド・ナシメント・マガリャイス 会場：　エスタジオ・ビラ・ベウミーロ　（サントス）