
- Campeonato Gaúcho 2023カンピオナート・ガウーショ 2023

ロサンジェルス・ギャラクシーとの交渉決裂から大きく動いたブラジル行き ルチョの新天地はグレミオ
ブラジル南部の名門グレミオがウルグアイ代表FWルイス・スアーレスの加入を発表

▲ グレミオのクラブハウスで契約書にサインするウルグアイ代表FWルイス・スアーレス(写真提供:Globoesporte)
ワールドカップの舞台を4度経験している35歳のベテランは、MLS(アメリカのメジャーリーグサッカー)でプレイするのではないかとの憶測が出ていた。グレミオも兼ねてから候補に挙がっていたが、移籍予想の本命◎はロサンジェルス・ギャラクシーだったという。
ところが12月15日になって、ルチョの代理人からパウロ・カレッフィ副会長に電話があり、契約間近だったロサンジェルス・ギャラクシーとの交渉が決裂したとの連絡を受けたという。最終的にはグレミオのパウロ・カレッフィ副会長とディレクターのアントニオ・ブルン氏が30日にウルグアイを訪れ、本人との直接交渉を経て合意を取り付けた。
ブラジルでのプレイを選択したルチョは、自身のSNSでグレミスタ(グレミオのサポーター)に向けてコメントを出した。
「こんにちは、グレミスタの皆さん。何週も前から皆さんが私に注いでくれたあらゆる愛情に感謝し、お返ししたいと思いました。これからの素晴らしい2年間を楽しみたいし、素晴らしい結果(ゴールなど)で恩返しする準備もできています」
2023年は昇格組になるグレミオは、ブラジル国内の試合に専念することになるため、ルチョが出場する機会はカンピオナート・ガウーショとブラジレイロン(カンピオナート・ブラジレイロ)、そしてコパ・ド・ブラジウ(ブラジル国内のカップ戦)になる。
◆ ルイス・スアーレス
- 本名:
- ルイス・アルベルト・スアーレス・ディアス
- 生年月日:
- 1987年1月24日生まれ()
- 出身:
- ウルグアイ(サルト)
- 身長:
- 182cm
- ポジション:
- フォワード
ガブリエル・バティストゥータに憧れていた幼少期は、ゴールキーパーもこなしていた。2005年に名門ナシオナル・モンテビデオの下部組織からトップチームに昇格すると、初年度に12ゴールを決める活躍をみせて欧州に渡った。フローニンゲン(オランダ)に渡って1シーズンで10ゴールを決めると、翌2007年には名門アヤックス(オランダ)へ移籍。4シーズンで68ゴールを叩き出した実力が買われて、2011年にリヴァプール(イングランド)へ。リヴァプールでは約3年半で46ゴールを挙げると、2014年に満を持してFCバルセロナ(スペイン)へ移籍した。バルサではリオネル・メッシ、ネイマールとのトリオ(MSN)を形成して、自身は6シーズンで113ゴールを叩き出し、キャリアのピークを迎えた。2020年にアトレティコ・マドリー(スペイン)に移籍して、2022年には古巣ナシオナルに戻っていた。ウルグアイ代表。
2022.12.31
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