Campeonato Carioca 2023カンピオナート・カリオカ 2023

3月4〜5日に行われたカンピオナート・カリオカのグアナバーラ杯第10節。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われたクラシコ「フラメンゴ×バスコ・ダ・ガマ」は、バスコが接戦を制した。

フラメンゴは1分にウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータによるポスト直撃のシュートで攻撃の口火を切ると、10分にはアラスカエータのスルーパスでペナルティエリアに入った“ガビゴウ”ことブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザがフィニッシュに及んだが、枠を捉えたボールはキーパーに阻まれた。対するバスコは11分に元柏レイソルのペドロ・ハウーがペナルティアーク付近で右足を振り抜くも、ボールはポストを直撃。ペドロ・ハウーは23分にもフリーキックに頭で合わせたが、今度はクロスバーに嫌われてしまった。

後半、フラメンゴは開始からブラジル代表FWエベルトン・セボリーニャを投入したが、ゴールを奪ったのはバスコだった。立ち上がりの48分、ルーカス・ピトンのアーリークロスはファブリッシオ・ブルーノにクリアされたが、セカンドボールをプーマ・ロドリゲスが右足でロングシュート。右足のアウトサイドに掛かって回転したボールは“逆バナナシュート”のようにカーブして、ゴール隅に吸い込まれていった。

バスコは69分、ペナルティエリアでマルロン・ゴメスがアイルトン・ルーカスにユニフォームを引っ張られて転倒。このファウルでPKを得たが、ペドロ・ハウーが右足で蹴ったPKはキーパーにコースを読み切られて弾き出されてしまった。

フラメンゴは80分にエベルトン・セボリーニャがセットプレイのこぼれ球を拾って右足を振り抜いたが、枠を捉えたボールはキーパーに阻まれてエベルトン・セボリーニャは悔しさを隠さない。86分にはペナルティエリアの手前から“ガビゴウ”が軸足を滑らせながらも左足を振り抜いたが、ゴール隅を捉えたボールはキーパーのファインセーブに遭って最後まで得点できなかった。

フラメンゴは敗れたが、準決勝進出は決めている。勝ったバスコは3位に浮上して、準決勝進出に向けて一歩前進した。

カンピオナート・カリオカ 2023　グアナバーラ杯 第10節　（2023/03/05）
フラメンゴ	0-1	バスコ・ダ・ガマ
サントス	GK	レオ・ジャルジン
ギジェルモ・バレーラ （マテウジーニョ） ダビ・ルイス （パブロ） ファブリッシオ・ブルーノ アイルトン・ルーカス	DF	プーマ・ロドリゲス  ミランダ （マヌエル・カパッソ ） レオ ルーカス・ピトン
チアゴ・マイア （エベルトン・セボリーニャ） アルトゥーロ・ビダル （マテウス・ゴンサウベス） ジェルソン エベルトン・ヒベイロ （マテウス・フランサ） ジョルジアン・デ・アラスカエータ	MF	ホドリーゴ （マルロン・ゴメス） アンドレイ・サントス ジャイル （カウアン・バホス）
ガブリエウ・バルボーザ	FW	ガブリエウ・ペキ （フィゲイレード） ペドロ・ハウー アレックス・テイシェイラ （ネネ）
	ゴール	48　プーマ・ロドリゲス
ジェルソン アイルトン・ルーカス	イエロー カード	ルーカス・ピトン レオ ジャイル マヌエル・カパッソ  ネネ
ビットル・ペレイラ	監督	マウリシオ・バルビエーリ
主審：　ブルーノ・アルレウ・ジ・アラウージョ 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）