Campeonato Carioca 2023カンピオナート・カリオカ 2023

3月12〜13日に行われたカンピオナート・カリオカの準決勝 1st.Leg。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われたクラシコ「フラメンゴ×バスコ・ダ・ガマ」は、フラメンゴが点の取り合いを制して先勝した。

フラメンゴは4分、5分とフィニッシュに持ち込んだが、先制したのはバスコ。10分に攻め込んだことでブラジル代表DFホドリーゴ・カイオのクリアミスを誘うと、ふわりと浮いたボールをガブリエウ・ペキが左足ボレーでゴールネットに突き刺した。

フラメンゴは25分に右サイドからクロスを上げてプーマ・ロドリゲスのヘディングによるクリアを誘うと、セカンドボールをウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータがダイレクトで、ペナルティアークから右足ボレーでゴールに蹴り込み追いついた。対するバスコは直後のセットプレイでレオがゴールネットを揺らしたが、VARでオフサイドとジャッジされてゴールを取り消された。

フラメンゴは41分に逆転する。前線でプレスをかけたブラジル代表FWペドロが、ペナルティエリアでマヌエル・カパッソのパスをインターセプトするやいなや、少しカットインしてすかさず右足を振り抜きゴールネットを揺らした。

2-1 とフラメンゴの1点リードで折り返した後半。フラメンゴは52分に右サイドを崩したが、マテウジーニョの折り返しに合わせた“ガビゴウ”ことブラジル代表FWガブリエウ・バルボーザのシュートはペドロに当たってしまい、3-1 にできず。するとバスコは58分、カウンターで左サイドを上がった元柏レイソルのペドロ・ハウーがペナルティエリアの手前まで上がってクロスを上げると、アレックス・テイシェイラがダイビングヘッドでゴールに押し込み 2-2 とした。するとスタンドでは両チームのサポーター同士による小競り合いも勃発した。

決勝ゴールはフラメンゴにもたらされた。69分に右サイドでセットプレイを得ると、アラスカエータのフリーキックでゴールエリアに達したファブリッシオ・ブルーノが頭で叩きつけてゴールネットを揺らした。

2nd.Leg は20日に、1st.Leg と同じマラカナンで行われる。

カンピオナート・カリオカ 2023　準決勝 1st.Leg　（2023/03/08）
フラメンゴ	3-2	バスコ・ダ・ガマ
サントス	GK	レオ・ジャルジン
ファブリッシオ・ブルーノ ホドリーゴ・カイオ パブロ	DF	プーマ・ロドリゲス  マヌエル・カパッソ  レオ ルーカス・ピトン
チアゴ・マイア マテウジーニョ （マテウス・フランサ） アルトゥーロ・ビダル （エベルトン・ヒベイロ） ジョルジアン・デ・アラスカエータ アイルトン・ルーカス （エベルトン・セボリーニャ）	MF	ジャイル （ネネ） マティアス・ガラルサ  （マルロン・ゴメス） アレックス・テイシェイラ （フィゲイレード） アンドレイ・サントス （ホドリーゴ） ガブリエウ・ペキ （エリッキ・マルクス）
ガブリエウ・バルボーザ （マテウス・ゴンサウベス） ペドロ	FW	ペドロ・ハウー
ジョルジアン・デ・アラスカエータ　25 ペドロ　41 ファブリッシオ・ブルーノ　69	ゴール	10　ガブリエウ・ペキ 58　アレックス・テイシェイラ
パブロ マテウジーニョ ペドロ	イエロー カード	ルーカス・ピトン マティアス・ガラルサ  ペドロ・ハウー フィゲイレード
ビットル・ペレイラ	監督	マウリシオ・バルビエーリ
主審：　ワギネル・ド・ナシメント・マガリャイス 会場：　エスタジオ・ド・マカラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）