Copa do Brasil 2023コパ・ド・ブラジウ 2023

8月16日に行われたコパ・ド・ブラジウの準決勝 2nd.Leg 。リオ・デ・ジャネイロ州の州都リオ・デ・ジャネイロで行われた「フラメンゴ×グレミオ」は、フラメンゴが接戦を制した。

1st.Leg を 2-0 で制しているフラメンゴは、6分のカウンターで左サイドを上がったブラジル代表MFジェルソンがペナルティエリアでクロスを上げると、ブラジル代表FWブルーノ・エンリーキが飛び上がってヘディングシュート。ボールはキーパーに弾き返されたが、決定的な場面を作り出した。

グレミオは28分に攻め込んだが、ビテーロのシュートはキーパーがキャッチ。グレミオはその2分後にも“ルチョ”ことウルグアイ代表FWルイス・スアーレスとのワンツーで最終ラインを突破したビテーロが右足を振り抜いたが、ボールはキーパーが至近距離で上に弾き出してゴールを死守した。31分にはコーナーキックをファーサイドで待ち構えていたルイス・スアーレスが右足でジャンピングボレーシュートを放つも、今度はキーパーにキャッチされた。

フラメンゴは42分にウルグアイ代表MFジョルジアン・デ・アラスカエータがペナルティエリアで右足を振り抜いたが、ボールはポストをかすめて枠を逸れた。

後半、グレミオはルイス・スアーレスにボールを集めて攻めたが、48分、52分のシュートはいずれもキーパーに阻まれた。58分にはフェヘイラがペナルティアーク付近で右足を振り抜いたが、ボールはポストを直撃して、グレミオはなかなか先制できない。

するとフラメンゴは68分のコーナーキックでレオ・ペレイラのヘディングシュートがキーパーにキャッチされるも、その直前にホドリーゴ・エリの腕にもボールが当たっていたとして、ブルーノ・エンリーキとジェルソンが主審を追いかけて抗議した。するとVARのオンフィールドレビューで確認した主審は、ホドリーゴ・エリのハンドを認定してフラメンゴにPKを与えた。このPKをアラスカエータが決めて、フラメンゴが先制した。

そこから残された時間で3点以上が必要になったグレミオは、79分にセットプレイからホドリーゴ・エリがヘディングシュートを決めたが、オフサイドでノーゴール判定に。その後は決定機を作るのにも苦労した。

フラメンゴは2年連続の決勝進出で、連覇を懸けてサンパウロと対戦することになった。

コパ・ド・ブラジウ 2023　準決勝 2nd.Leg　（2023/08/16）
フラメンゴ	1-0	グレミオ
マテウス・クーニャ	GK	ガブリエウ・グランド
ギジェルモ・バレーラ （マテウジーニョ） ファブリッシオ・ブルーノ レオ・ペレイラ フィリッピ・ルイス	DF	ジョアン・ペドロ ホドリーゴ・エリ ブルーノ・アウベス ヘイナウド
エリック・プルガル （アラン） ビクトル・ウーゴ （チアゴ・マイア） ジョルジアン・デ・アラスカエータ ジェルソン	MF	マティアス・ビヤサンティ  フェリペ・カルバージョ  （ジョアン・ペドロ・ガウボン ） フランコ・クリスタルド  （ペペ）
ガブリエウ・バルボーザ （ルイス・アラウージョ） ブルーノ・エンリーキ （ペドロ）	FW	ビテーロ （ルーカス・ベゾッジ） ルイス・スアーレス  フェヘイラ （ファン・マヌエル・イトゥルベ ）
（PK）ジョルジアン・デ・アラスカエータ　73	ゴール
エリック・プルガル ファブリッシオ・ブルーノ ジェルソン ルイス・アラウージョ	イエロー カード	ジョアン・ペドロ ホドリーゴ・エリ ルイス・スアーレス  ジョアン・ペドロ・ガウボン  ヘイナウド マティアス・ビヤサンティ
ホルヘ・サンパオリ	監督	ヘナット・ガウーショ
主審：　ブラウリオ・ダ・シウバ・マシャード 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ）