
- Campeonato Brasileiro Serie A 2023ブラジル全国選手権 1部 2023

長らく首位の座を守ってきたボタフォゴ 敵地で勝ちきれず首位の座をパウメイラスに明け渡すことに
カンピオナート・ブラジレイロ 2023 第33節 レッドブル・ブラガンチーノ 2-2 ボタフォゴ

▲ 終了間際に同点のヘディングシュートを決めて駆け出すウルグアイ人FWティアゴ・ボルバス(中央)(写真提供:Red Bull Bragantino)
優勝争いの渦中にある上位チーム同士の対決。先制したのはレッドブル・ブラガンチーノで、2分に左サイドからカットインしたビチーニョが右足を振り抜くと、ファーサイドのポストに当たって跳ね返ったボールをティアゴ・ボルバスが右足でゴールに押し込んだ。
ボタフォゴは19分にチキーニョ・ソアーレスが負傷交代するアクシデントに見舞われたが、34分にビクトル・サーがゴールまで約22mの距離から右足でミドルシュートを決めて 1-1 。続けてその2分後には、左サイドからビクトル・サーが上げたクロスはジュニーニョ・カピシャーバがカットしたが、これがエドゥアルドへのパスになってしまい、エドゥアルドは右足でゴールネットに突き刺してボタフォゴが逆転に成功した。
後半は互いに何度も決定機を演出したが、決めきれない場面が続いた。このまま終わればボタフォゴは首位の座を守れたが、負けられないレッドブル・ブラガンチーノは95分にソヒーゾが右から上げたクロスをティアゴ・ボルバスがヘディングでゴールに押し込み、スタンドの歓声を誘った。
この結果、今季長らく首位に立ち続けていたボタフォゴは残り4試合のところで首位陥落。レッドブル・ブラガンチーノは4位のままで、首位パウメイラスとの勝ち点差は3と優勝を狙える位置につけている。
カンピオナート・ブラジレイロ 2023 第33節 (2023/11/12) | ||
---|---|---|
レッドブル・ブラガンチーノ | 2-2 | ボタフォゴ |
クレイトン | GK | ルーカス・ペヒ |
アンドレス・ウルタード (ルアン・カンジード) レオ・レアルペ (マテウス・フェルナンジス) レオ・オルチス ジュニーニョ・カピシャーバ (アレハンドロ) |
DF |
レオネル・ディ・プラシド アドリエウソン ビクトル・クエスタ マルサウ |
ジャジソン・シウバ ルーカス・エバンジェリスタ エドゥアルド・サッシャ (ブルニーニョ) ビチーニョ (ソヒーゾ) |
MF |
マルロン・フレイタス チェ・チェ (ディエゴ・エルナンデス ) エドゥアルド (ガブリエウ・ピリス) |
エンリ・モスケーラ ティアゴ・ボルバス |
FW |
ジュニオール・サントス (ダニーロ・バルボーザ) チキーニョ・ソアーレス (ジエゴ・コスタ ) ビクトル・サー (ウーゴ) |
ティアゴ・ボルバス 02 ティアゴ・ボルバス 90+5 |
ゴール |
34 ビクトル・サー 36 エドゥアルド |
レオ・レアルペ マテウス・フェルナンジス |
イエロー カード |
ディエゴ・エルナンデス |
ペドロ・カイシーニャ | 監督 | ルッシオ・フラービオ(監督代行) |
主審: アンデルソン・ダロンコ 会場: エスタジオ・ナビ・アビ・シェジー (ブラガンサ) |
2023.11.12
当サイトに掲載された文章の著作権は、すべて Goleador に帰属しています。無断での複製・転載・引用など二次利用は固く禁じています。
- 麻雀との二刀流を続ける田島翔がブラジルと日本の架け橋に 現役を続けながらダイレクターも兼任へブラジル関連情報
- 他会場の結果は関係なし 終了間際のゴールで勝ちきったボタフォゴが29年ぶり2度目の優勝を果たすカンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 今シーズンは苦しんだ昨年の南米王者 最終節でパウメイラスを相手に競り勝ち自力で残留決定カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- アトレチコ・ミネイロが残留 “ルチョ”ことルイス・ゴンサーレス監督率いる名門は失意の2部降格カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- レッドブル・ブラガンチーノの粘りで残留争いは熾烈に 降格の恐れが最も高いのは前年の南米王者か?カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- コロンビア人選手のゴールで接戦を制したフルミネンセ それでもまだ残されているセリエB降格の危機カンピオナート・ブラジレイロ 2024
- 40歳でブラジルサッカー界での歩みを進める田島翔の自叙伝が発売 皇帝アドリアーノとのエピソードもブラジル関連情報
- キングカズに憧れてプロになった男が40歳になって叶えた夢 王国ブラジルで新たな一歩を踏み出すカンピオナート・パラナエンセ 2023 3部