CONMEBOL Libertadores 2024コンメボル・リベルタドーレス 2024

9月17〜19日に行われたコンメボル・リベルタドーレスの準々決勝 1st.Leg。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行われた「フルミネンセ × アトレチコ・ミネイロ」は、フルミネンセが先勝した。

フルミネンセは開始1分にカウア・エリーアスがペナルティエリアで右足を振り抜いたが、ボールはキーパーがキャッチ。対するアトレチコ・ミネイロは17分、元Jリーガーのフゥキが左足でミドルシュートを放って反撃に出た。

フルミネンセは32分に元ブラジル代表DFチアゴ・シウバがコーナーキックに頭で合わせたが枠を捉えられず、チアゴ・シウバはピッチを叩いて悔しさをあらわにした。アトレチコ・ミネイロは35分のカウンターで、センターライン付近からドリブルを開始したフゥキが相手を振り切りながら前進すると、二人に挟まれてもドリブルで抜いてペナルティアークの手前まで到達。フゥキが左足で打ったシュートは相手に当たった上でキーパーに弾き出されたが、決定機を演出した。

後半、アトレチコは立ち上がりの49分にフゥキがペナルティエリアの手前からミドルシュートを放ったが、相手キーパーのファインセーブに遭う。81分にはフゥキのフリーキックが壁に当たると、自らの足元に戻ってきたボールをフゥキが最終ラインの裏へ浮かせてブラジル代表FWパウリーニョがヘディングシュート。ゴール隅を狙ったボールはわずかに枠を逸れたが、アトレチコは何度か決定的な場面を作り出していた。

ピンチをしのぐ時間が長かったフルミネンセが先制したのは、87分。スルーパスで左サイドを上がったケーノがフェイントを交えたドリブルで相手のマークを振り切ると、ゴールライン際から左足でクロスを供給。中盤から押し上げていたリーマがヘディングで合わせると、ボールはキーパーの両手を弾いてゴールネットを揺らした。

過去にブラジル代表も指揮したことのあるマノ・メネーゼス監督は試合後、ゴールを決めたリーマについて「過大評価される選手と過小評価される選手がいる。リーマは過小評価されている選手だ。彼は我々が求めることをほぼすべてやってくれる。今日はうまく試合にフィットし、パス出しも良く、中盤でよく機能した」と記者会見で述べた。

2nd.Leg は9月25日に、ブラジルのベロ・オリゾンチで行われる。

コンメボル・リベルタドーレス 2024 準々決勝 1st.Leg　（2024/09/18）
フルミネンセ （ブラジル）	1-0	アトレチコ・ミネイロ （ブラジル）
ファービオ	GK	エベルソン
サムエウ・シャビエル チアゴ・シウバ （アントニオ・カルロス） チアゴ・サントス ジオゴ・バルボーザ （マルセーロ）	DF	ブルーノ・フッチス ロドリーゴ・バタグリア  ジュニオール・アロンソ
ファクンド・ベルナル マルチネッリ （リーマ） ジョン・アリアス ガンソ ケビン・セルナ （ヘルマン・カノ）	MF	アラン・フランコ  ファウスト・ベラ  グスターボ・スカルパ （ブライアン・パラシオス ） ベルナール （イーゴル・ゴメス） ギリェルミ・アラーナ
カウア・エリーアス （ケーノ）	FW	フゥキ パウリーニョ
リーマ　87	ゴール
リーマ チアゴ・サントス マルセーロ	イエロー カード	アラン・フランコ  ブライアン・パラシオス
マノ・メネーゼス	監督	ガブリエル・ミリート
主審：　ファクンド・テージョ　（アルゼンチン ） 会場：　エスタジオ・ド・マラカナン　（リオ・デ・ジャネイロ ）